2014年12月17日水曜日

今日は大失敗

今日は大失敗したので,その記録を。。

昨日来日本を覆っている寒波の影響で,標高250mの寒冷地西条は明け方から完全に路面が凍結。今日は歩いて通勤することにした。
歩きながら周りをみると,ノーマルタイヤの車がいたることころで立ち往生している。車で出なくて良かったと思いながら歩くこと45分,大学に到着。大学と歩道の間をちょっとした土手を乗り越えると直ぐにオフィスなので,そこから入ることにした。土手には階段があって雪が凍っていたのだが,気をつけて歩けば大丈夫だろうと楽観していた。土手を上るのは問題無かったが,その後いかにも滑りそうな階段が残っていた。写真の通りだ。
手前に見えるのが滑り落ちた階段。2段目からしたまで。

おそるおそる1歩おりたが思いの外すんなり。そこで油断したのがいけなかった。2歩目を踏み出したとき,見事にすってんころりん。尻餅をついて,それから下まで滑り落ちた。階段の下でじっとして体の様子を伺う。尾てい骨を打ったようだ。それにこけたときに,右腕の肘辺りを打ったらしい。(これは受け身と言えなくもないが)。少しの間じっとしていたが,それ以外に異常は無さそうだ。そっと立ち上がってみたが普通に歩ける。ほっとしてオフィスへ。その時は腕の痛みもたいしたことなく,写真を撮りに戻る余裕があった。

 しばらく(と言っても1時間くらい)仕事をしていたのだが,どうも腕の様子がおかしい。だんだん痛みが増してくる。パソコンのキーボードを打っている体勢では何ともないので気づくのが遅れた。右腕を動かそうとすると激痛!おっとっと,,,ということで整形外科に行くためにタクシーを呼ぶ。雪のためタクシーも出払っていると思ったが,20分くらいで来られるとのこと。
20分待ってタクシーが来たので,上着を着てカバンを持とうとしたが,腕が動かずコートが着られない。右手ではちょっとした物も満足に持てなくなっていた。これはまずい。。

 行きつけの整形外科についてレントゲン撮影と診察。骨にひびが入っているか,最悪骨折を覚悟していたが,レントゲン写真に明かなものはみられない。医師も骨に異常は無さそうだと言う。しかし,痛いことは痛いので,痛み止めの薬(おなじみののロキソプロフェン)とシップをもらう。腕が動かない方が良いと言うことで三角巾でつられた。(実は初体験)
さすがに,大学に戻っても仕事にはならないので,そのまま自宅に直帰。

指マウス。完全に掌に隠れるので,見ている人は
どうやってパワポを操作しているのか不思議かも。
結局そのまま自宅にいて,メールや電話で必要な仕事はなんとかこなしつつ,明日の授業のことを考える。海外出張などで何回か抜けているのでもう休めない。しかひどう考えても板書は無理だ。パワポでやるしかないので明日の範囲のスライドを作ることにした。しかしたぶん,指示棒も持てない(左腕ならばなんとかなるが)。だが,こんな事もあろうかと(と言うわけでは全く無いが)最近指マウスなるものを購入していた。指に取り付ける小型のマジャイロが内蔵マウスで,手首の動きでカーソルを操作できる。Air Mouseというアメリカ製の同じようはものを何年も使っていたが,そのさらに小型版だ。これをならば,腕が動かなくてもパワーポイントの操作には支障はない。丁度先週,フランスでのミーティングで使ってみたばかりだ。なんというグッドタイミング。。明日の授業がちょっと楽しみになってきた(な分けはないか。。。)

それにしても,明日も雪と路面凍結の予報。そもそもどうやって大学に行くのか。それが問題だ。

2014年10月11日土曜日

国際リニアコライダー研究会(LSWS 2014)

2014年10月6日から10日まで,セルビアの首都ベオグラードで国際リニアコライダー研究科LCWS2014が開催された。この研究会はリニアコライダーのついての最も大きな研究会で,毎年アジア,欧州,北米の持ち回りで開催されている。今回は昨年の東京に続くものだ。
参加者は約200名。昨年の350名に比べて少ないのは,ベオグラードという場所の関係も影響しただろうか。事実,ここに来る前は少し緊張していた。空港をおりたら白タクに気をつけるようにとか,町中はスリが多いとか,いろいろと気になったのも事実だ。
私は,週初めに授業があったので,遅れて参加となった。ベオグラード空港につくと,早速タクシーの呼び込みが来たが,白タクと分かっていたので無視。直ぐに市内行きのバスが見つかった。それに乗って市内まで300ディナール(約350円)。
まだ午後だったが,24時間近い移動で疲れていたのと,翌日の話のスライドがまだできていなかったので,開場には行かず,ホテルで過ごすことにした。

数は少ないがこんな新型も
トラム,これは旧式

研究会は新市街のHyatt RegencyとCronwe Plazaという高級ホテルで開催されている。市内の物価は日本比べると大分安いのだが,ここは別世界。
研究会の会場はホテルからトラムで10分くらい。べーグラードの市内交通は,バスやトラムが充実していて便利だ。治安も心配するほどのことはなく,快適にすごしている。

研究会のポスター。LCWS14 の文字も
アルファベットとキリルアルファベットで
研究会は,現在のILCの状況を反映して,ILC実現へ向けた努力が大きなテーマとなっている。物理は,LHCとILCの相乗効果について,加速器はその建設に向けた工学設計が大きなテーマだ。特にILCの研究者間で候補地を日本の北上に絞ったのを受け,Conventional Facilityと呼ばれる,現地に合わせた施設設計の議論が非常に活発になっている。私は今やっている陽電子源についてのシミュレーションの状況を報告した。実は,このシミュレーション,結構手間取って,羽田ーフランクフルトの機内でも,パソコンで走らせていた。(かなり大きなプログラムだが,ノートパソコンでもそれほどの不自由なくできる時代になった)
 
今回は,私にはもう一つ大きな仕事があった。ILCの実現に向けた努力の一環として,
「多くの科学者がILCを必要と考えて,実際に日本にできたらそこで研究したいと考えている。」
ことを目見える様に示そうというプロジェクトが立ち上がった。
国立劇場の内部
そのために,研究会の参加者ひとりひとりからビデオメッセージをもらうことを計画した。これは結構大変。ILCをつくりたい,物理は重要と考えていても,カメラに向かってメッセージというと二の足を踏む人が多い。
KEKのOさんとヨーロッパのILCコミュニケータのBさんと協力して,後半の1.5日,呼びかけて回った。まだまだメッセージはほしかったがBさんのスケジュールの関係で撮影時間が短かったのが影響した。それでも多くの研究者が,カメラの前で話すのは苦手と言いながらも(実際にやると分かるが本当に難しい),ILCのためにと頑張ってくれた。まだ,これからだ。。


中を見渡したところ,2階席から見ようとしたら,制止されてしまった
研究会の最終日は旧市街にある国立劇場で開催。由緒ある美しいたてものだった。

 最終日は午前だけだったので,午後は旧市街を散策。セルビアといえば,磁束密度の単位に名を残す,ニコラ・テスラ。市内に博物館がある。電磁気学を担当している教員としては是非行かなくては。昼食後KさんとOさんと向かう。こじんまりした博物館だったが,モーターや変圧器など,テスラの発明品が展示されていた。あまり知られていないが,偉大な科学者だったことを実感した。ところで,博物館には知った顔が沢山。加速器の研究者としは,テスラに敬意を表さない分けにはいかないというところだろう。

右は,博物館をでて,ホテルに向かう途中の建物の写真だ。
NATO軍による爆撃のあと。
コソボ紛争のとき,NATO軍の空爆を受けた建物をそのまま残している。交通量の大きな交差点で,この建物(とその向かい)だけがピンポイント爆撃を受けたのがよく分かる。戦争の跡を目の当たりにしたのは初めてかもしれない。いまでも,ここから遠くない場所で紛争がある。昨日も頭上を戦闘機が飛んでいた。このような場所が世界に実在するのを実感した。

 ところで,ベオグラードの町は,トラムやバスが発達していて,移動はとても便利。値段も1乗車」100円くらい。10回分のプリペイドカードを町中にあるキオスクで買うことができた。旧市街を歩いていても特に問題なく,市内散策を楽しむことができた。でも,これを書いているのはベオグラードのホテル,20分後に日本に向けて出発だ。まだ旅は終わっていない。油断しないようにしなければ,,,

2014年10月9日木曜日

simを買ってみたーセルビア編

少し前になるが,イギリスとフランスでsimを買って,Pocket Wifiに挿して使った話をした。
「イギリスとフランスでsimを買ってみた。準備編実践編
今回出張でセルビアのベオグラードに来たので,ここでも挑戦。

(ところで,来た理由は国際リニアコライダー研究会LCWS2014に出席するためです。その話はまた後ほど。。)

さて,前もって調べて見ると,ベオグラードでも比較的簡単にsimが手に入るらしい。
3G 2100MHzとHSDPAに対応している。こらなGL01Pが使えそうだ。

セルビアの通信会社と設定は,

Telenor
   APN:internet
   ID:telenor
   Password:gprs

MT:S(Telecom Serbia)
   APN:gprsinternet
   ID:mts
   Password:064
   (こちらは,今回使わなかったので,設定情報は確認していない)

という二つが見つかった。(もう一つVipというのもあるようだ)

これが今回のsim
ベオグラードについてホテルの周りを歩いていると,KIOSKでMT:Sのカードを売っていた。しかし,通話用のものばかり。ネットで検索するとTelenorの支店は沢山あるが,ホテル直ぐ近くにはない。あきらめようかなっ,,と思ったが,研究会会場(Hyatto Regency)の直ぐ近くのショッピングセンターにあった。これならお昼休みに行けそうだ。当日になってみると何のことはない,お昼ごはんはそのショッピングセンターに食べに行くのが定番。

Telenorのショップに行って,モバイルルータのsimがほしいと言うと,店員さんから即答。1GBのデータ量で500ディナール(約580円)。十分だ。activateも店員のおねーさんがその場でやってくれた。1GBを使い尽くして追加したいときはショップに持って行けばOKらしい。

追加料金は,
300MB 300ディナール
1GB  800ディナール
2GB  1300ディナール

最初の購入時は500ディナールで1GBなので,1GB以下なら買い直した方が割安だが。。
ちなみに,データの使用量はsimを入れた状態でwww.telenor.rs/internetから確認できる。

simをいれて起動。
キャリアがTelenorになっている。
あとは,simをいれて(今度はイギリスの時のように失敗しなかった。) ,プロファイルは予め設定していたので,それに切り替えたら,直ぐにつながった。

実は今回,ホテル,研究会会場もWifi完備なので,それほど使うことはないのだけど,,,まあ良いか。。。


2014年9月1日月曜日

野球の打順について考えてみた

昨年も報告したが,私たちの研究室では毎年夏に研究室夏の学校と称して,セミナーを行っている。夏の学校では,参加者全員が何でも良いので科学に関連する話題を発表する(ただし,4年生は卒業研究の話)。学生諸君も一所懸命に話題を考えてくるので、とても楽しい。私の昨年の話題は「なぜマイナーコードは寂しいの?」 だった。

 今年は当初、素粒子物理の真面目な話をするつもりだったが、学期末からお盆、国際研究会と続いて、とて準備ができそうにない。そこで8月2日に行ったサイエンスカフェ「太陽系ができるまで、100億年の物語」を少し専門的にして繰り返そうと考えていた。昨日,そう考えて準備も大体終えだが、聴取が違うとはいえ、同じ話をするのはちょっと寂しい。そこで急遽、新たに話題を考えてみることにした。タイトルは

「野球の打順に意味はあるか?」 

前からちょっと気になっていたのだが、野球の打順にはよく言われるセオリーがあるようだ。
たとえばこんな感じ

打順 特徴                たとえば
1   出塁率高い            イチロー
2   犠打うまい,最近は強打者? 土井ー>坂本
3   高打率、長打力         秋山、長嶋
4   ホームランバッター       王、山本浩二
5   3番、4番に次ぐ好打者     衣笠
6   ?
7   ?
8   ?
9   1番につなぐ必要もある    ピッチャー多い

(6番以降はどんな考え方が良いのかよく分からない。)

さて,このセオリーは本当だろうか?単純に打率の高い打者に打撃機会が多くなるように,1番から順に並べれば良いのではないだろうか?簡単に調べることはできないか考えてみた。
まず,打者の成績が必要だ,例として広島カープの1978年の代表的な打順を使うことにした。参考にしたのはこちら。

打順  選手     打率
1   高橋義彦  .302
2       村敏之   .249
3    ライトル        .296
4       山本浩二      .323
5       水谷実雄      .348
6       ギャレット      .271
7       衣笠祥雄      .267
8       水沼四郎      .271
9       北別府学      .101

ピッチャーはこの年代の代表的な投手として北別府学選手を考えた。選手の1978年の成績の詳細は,日本プロ野球記録を参考にさせていただき。それぞれの選手について,

単打,2塁打,3塁打,本塁打,四死球,三振,内野ゴロアウト,外野飛球アウト

の確率を計算した。ただし,内野ゴロと外野飛球の確率は直接は分からないため,全打席数から安打,四死球,三振の数をひいた残りを凡退と考えて,その数を1対1で分配した。ただし,投手の北別府選手は1978年だけでは統計が少ないので,通算成績を使った。

次は試合の内容をシミュレーションする方法を考えなければならない。
ランナーが塁を埋める状況について
走者無し,1塁,2塁,3塁,12塁,13塁,23塁,満塁
の場合について,前述の打撃の結果どうなるかを想定し,全部で64通りの場合を表にした。

 一塁安  二塁安  三塁安  本塁  四死球  三振  内ゴ 外飛
 0 0  010  020  030  100  010  001 001 001
 1塁 1  040/060  050/120  130  200  050  011 002/011 0011
 2塁 2  110/060  120  130  200  050  021 021/031 021/031
 3塁 3  110  120  130  200  060   031 031/101 101
 12塁 4  140  150/220  230  300  700  041 012/041 041/061
 23塁 5  210  220  230  300  700  051 051/121 121/131
 13塁 6  140  150/220  230  300  700  061 032/061 111
 満塁 7  240  250  330  400  170  071 052 151/161

少し見にくいが,横は打撃結果,縦は走者状況(0-7の通し番号をつけている),3桁の数字は結果を表している。
3桁の意味は,
100×得点+10×後の走者状況+アウトの増加
だ。

例えば,
0,1塁安,010は,走者無しで単安打,得点0,走者1塁,アウト増加0
1塁,内ゴ,002は,走者1塁で内野ゴロ,得点0,走者無し,アウト増加2(ダブルプレー)
13塁,外飛,101は,走者13塁で外野飛球,得点1,走者1塁,アウト増加1(3塁走者タッチアップ)
を表している。

結果が一つとは限らない場合もある。走者が1塁にいるときに2塁打が出た場合,1塁走者は生還する場合もあれば,3塁止まりのこともあるだろう。その場合2種類の結果が同じ確率で起こるとした。その他想定すればきりがないが,そこは割り切って表の場合のみが起こるとして,シミュレーションしている。


このデータを元に,130試合をシミュレーションして,試合の得点分布をつくった。打順は前述の表に示した当時の打順だ。その結果がこれである。比較のため,1978年の実際の得点分布もグラフにした。簡単なシミュレーションだが,びっくりするくらいよく合っている。

 では,打順を代えるとどうだろう。同じ1978年の打者データを使って,打率の高い順を打順として同じようにシミュレーションした。結果は実際の打順とほとんど変わらない。今度は逆に,打率の低い順番に並べた。さすがに平均得点が落ちたが,それほどの大差は無いといえるだろう。





そこで気になるのは,今年,2014年のカープだ。今年8月下旬ころのカープの打順をこのように想定した。

1 堂林 翔太
2 菊池 涼介
3  丸 佳浩
4  エルドレッド
5  梵 英心
6  キラ
7  小窪
8  會澤 翼
9  前田 健太

 まだ今年の成績は出ていないので,打撃成績は昨年のデータを用いて,シミュレーションを行った。その結果はこの通り。2013年と2014年の実際のデータとともにグラフにした。
シミュレーションより,実際の方が平均得点が高いが,昨年の方がシミュレーションと実際の結果は近い。打撃データは昨年のものなので,妥当だろう。今年はかなりよく打っていると考えられる。しかし,それでも平均得点は,1978年の打率反対オーダーより低い。やはり今年の好調は投手陣のがんばりが大きいようだ。

なにはともあれ,今年のカープは優勝も夢ではないところにいる。(9月1日現在)楽しみ!


2014年8月6日水曜日

Surface Pro 3




数か月前に、「VAIOともお別れ」という話をかいた。その時は、当分はVAIOを使うつもりだったけど、先週の土曜日朝、サイエンスカフェの準備をしようとスイッチをいれると全く立ち上がらなくなっていた。うーん困った。運よく、このVAIOの前に使っていたパソコンは非力ではあるけどまだ動作するので、慌ててそれを立ち上げて、ファイルを転送。動きは重いが、その日のサイエンスカフェはそれで乗り切った。しかしその2日後は関東の大学でセミナーの予定。それも古いパソコンで乗り切るしかなかった。
セミナーの準備の合間に新しいパソコンを考える。
数値シミュレーションをすることもあるので、できればCore-I7
メモリー8GBは譲れない。(Virtual Machine でLinuxを動かすことがあるので)
ディスクは512GB欲しいが、クラウドも使うので256GBでも我慢できるかな
重要なのは重さ。今のVAIOは1.3kgくらいだが、ACアダプターを一緒にカバンにいれると限界に近い。軽いほど良いが1kg程度以下にはしたい。

こんな条件で調べると、
 VAIO Pro 11
 Surface Pro 3
の二つが残った。他の機種は重さとメモリー(4GBが多い)で落選するもの多かった。(もちろん好みもある)
どちらか決めかねたので、出張前に大学生協に両方の見積もりをメールで依頼。月曜日に時間があれば電気店で実物を見ることにした。

翌月曜日の午前に生協からの返事がきたが、ちょっと予想外。VAIOは最近ソニーからVAIO専門の会社に移った。この機種は移動後始めての新製品で、発売も8月上旬となっていた。HPにはちゃんとでているのでそろそろ手配できると考えていたが、生協からはまだ新会社製品の取り扱いができないとのこと。これは発売前なので想定内といえばそうだが、Surfaceも現時点で生協は販売店になれないとの返事。両方ともいつもの経路で買えないことになった。
それでも、セミナーに向かう前に30分ほど時間があったので、都内の大型電気店に行ってみた。Surface Pro 3はたくさん並べられて、まさにセールの真っ最中。一番心配していたキーボード(本体でなく、別売のカバーがキーボードになっている)のタッチも悪くなく、これならなんとかなりそう。一方のVAIOは、Pro 11 どころか他の機種もほとんど置いていない。店員氏に聞くと、ソニーから切り離されたあと、まだ新会社の製品が入荷していないとのこと。これは時間的に待てないか。
この日は時間もなかったので購入はせず。昨日東広島市内の量販店で購入。実は、店頭にはCore-I7モデルがなかったのだが、時間もなくCore-I5モデルとなった。まあ、放熱の関係でCore-I7の性能をフルに発揮するのはむつかしいとい口コミを信じて自分を慰めることにしよう。

そんなわけで、昨日の夕方Surface Pro 3がオフィスに来た。ミーティングと会議と明日の
オープンキャンパスの準備の合間を縫ってセットアップを続ける。まあなんとか使える程度にはなった。オープンキャンパスではパワーポイントをつかって模擬授業をする予定だ。プロジェクターとの接続もOK。プレゼンの時はタブレットのようにも使えるSurface Proが有効かもしれないとちょっと期待している。(軽いといってもキーボードになっているカバーを合わせて1.1kgなので、片手に持ってプレゼンはしんどいかな。。でも明日は挑戦してみるつもり)

まだ、2日目なので細かい使いかっては分からない。もう少し使い込んだら報告はできるだろうか。

2014年8月3日日曜日

太陽系ができるまで 100億年の物語

8月4日に,広島大学理学融合センター(IIS)のサイエンスカフェで,「太陽系ができるまで,100億年の物語」という,話をしました。100億年を1人でカバーするのはとても無理です。私は前半,宇宙の始まりから38万年。後の100億年は,大阪大学の寺田さんにお願いしました。数年前のサイエンスカフェで,「サイエンススコープ 科学者が見ている世界」と称して,素粒子から宇宙まで,スケールという観点から6人の研究者のリレーで話したことがあります。そのときから,次は,宇宙ができていく様子を話すことができたらいいなと思っていました。そうしている内に,寺田さんを阪大にとられてしまったのですが,今回寺田さんが広島に来られる機会を利用して,実現することができました。

  タイトルが良かったのか,寺田人気か,予告の段階からすごい人気。当初予定していた40名の定員は1ヶ月以上前,それも広報誌に載る前にいっぱいになってしましました。会場が許す限りということで60人まで受け入れたのですが,それでも申し込みが止まりません。急遽,当日の午前も「特別カフェ」を開催することにしました。それでも何人かの方はお断りしました。すみません。

午前の会場,理学融合センターです。こちらを向いているのは,
午後のファシリテータ寺本さん。午前は余裕です。
私の担当部分は宇宙の始まりから水素原子ができるまでの38万年。でも私が本当に専門と言えるのは,そのうちのほんの一瞬です。今回,みなさんにお話するために,改めていろいろ勉強しました。それはそれで楽しかったですが,持ち時間の40分でどのように話しをまとめるか,構想をまとめるのに苦労しました。結局,専門的な話しは極力なくして,雰囲気とストーリーを分かってらうことに徹しようと思いました。(そもそも,宇宙の始まりのところは,分かっていないことが多いので,雲をつかむような話になりがちなのです)

当日,午前の部は,特別編ということで,ファシリテーターもいつもの寺本さんではなく,学生さんにお願いしました。初めての試みです。後から聞いたのですが,ずいぶん緊張していたそうです。場所も午前は,理学部内にある,理学融合センターにイスを並べました。いつも使っているマーメイドカフェとはだいぶ雰囲気が違います。その部屋も客さんで満杯。話し手と一番前のお客さんとの距離は1mくらいでしょうか。ほんとに近いところで話しかけているという雰囲気になりました。ファシリテータの学生さんも,初めてとは思えないほどうまく合いの手を入れてくれます。それもあるのでしょう,お客さんからも活発質問がでます。私の話が終わって次の寺田さんまでの10分休憩の間も,ひっきりなしに質問でした。
 後半は寺田さんが星と銀河ができまでの話をします。私のいい加減な,ざっくりとした話しとは打って変わって,太陽系の元素の種類と比率から始まる,研究データに裏打ちされた話しが続きます。寺田さん自身が,「ここは面白い,不思議だ」と思っている様子が直接伝わって来ます。私の教科書的な話とはずいぶん違うな,,,と思いながら聞いていました。(言い訳をすると,私担当の部分は,教科書的なことが少ないので,普通に話しても,不思議な話にはなります。。)
時間を30分くらい超過しましたが,なんとか2時間少しで太陽系ができました。

午後の部,始まりました。私と,ファシリテータの寺本さん。
急いで午後の部の準備。今度はいつも使っているマーメイドカフェです。お客さんは会場いっぱいの60人。ファシリテータは,ベテラン(失礼!)寺本さんです。同じ内容の話しなのですが,会場が違うと雰囲気もずいぶん変わりました。午前よりお客さんの人数が多いのと,講演会ほどではないのですが,皆さん着席して聞いているという雰囲気が午前よりも強い感じでした。皆さん熱心に聞いただいていますが,質問は午前より少なめ。その代わり,質問は鋭いものが多いと感じました。
私の部分では,「宇宙の始まる前は? 宇宙の外側はどうなっているの?」という質問があるのは,いつもの通り,,それに対して奥歯にものが挟まったような答え方をしてしまうのも,いつもの通り,成長しませんね。。。

とにもかくにも無事に終了しました。その後は
反省会です。
反省会といっても飲み会ですが,,,今回私は,詳しい話しの代わりに,パワーポイントのアニメ-ションをたくさん作りました。空間を素粒子が走り回っている様子とか,水素分子が集まって,星になって,銀河にになっていく様子を,アニメーションでお見せしたのです。全部自分で作ったといったら皆さん驚かれた様で,ちょととしたパワポ教室,アニメーションの作り方をやりました。皆さんプレゼンに生きるな。。。
反省会。パワポ教室?の図
今回,同じ内容を2回,同じ日にやったのですが,会場とファシリテータの方が違うだけで,ずいぶん違った雰囲気になりました。3回目をやってもまた違うものになるだろうな,,というのが寺田さんの感想。。私も同感です。反省会では,太陽系まで作ったので,次は生命の誕生かな?という話題もでました。どうなるでしょうか?次が楽しみですね。

2014年7月5日土曜日

ビデオ教材その後

先日、ビデオ教材をつくった話をした。そのときは、パワーポイントのナレーション機能を使って、プレゼンテーションに音声をいれた。まずまず使えるのだが、一番時間がかかったのは音声の入力。何度もやり直したので、3分のビデオにナレーションを入れるのに、2時間かかった。
もう少し便利な方法はないものか? パワー ポイントのナレーションは、それ自体に教材の編集機能がないので、セリフを失敗したら最初からやり直しになるのがつらい。詳しい方に聞いてみると、パソコンなどの画面を動画として取り込むのは、スクリーンキャスト(静止画はスクリーンキャプチャですね)と言って、最近はいろいろなソフトが出ているとのことだ。検索してみると、簡単な機能の無料版から高機能の有料版まで、何種類かみつかった。無料版も試したが、どうも動作が不安定。そこで、有料だが、30日試用期間がある、camtasia  を試した。

このソフトは、パソコンの画面上の操作を録画して音声を入れる機能はもちろんだが、パワーポイントのアドインとして、プレゼンテーションを直接取り込む機能をもっている。録画後の編集機能が充実しているのがパワーポイント単体との大きな違い。

まず、パワーポイントのプレゼンテーションをとりこむ。 後から編集機能できるので、言い間違えたり操作を間違えたりしても、録画は止めずにやり直して、とにかく最後まで。(といっても、1度の録画はスライド1ページから2ページ)そうしてできた録画データは、camtasia独自のフォーマットで保存されて編集できる。別々に録画したものを統合したり分割することも可能だ。後はビデオの編集と似たようなもの。言い間違えたり、間隔が空きすぎたところはカットして全体がスムースに視聴できるように編集する。便利だったのは、音量を変えることができること。別々のデータ間の音声レベルを合わせることはもちろんだが、音声の一部だけ、たとえば、語尾が不明瞭だったら、そこだけ音量を上げればかなり改善できる。編集後は各種ビデオ形式で保存。直接youtubeに投稿もできるらしい。

試しとはいえ、せっかく作ったので、授業で使っているBb9にアップした。

受講生諸君にもアナウンスしたが、まだ評判は不明だ。

はやり専用ソフトの便利さは実感できる。(それでも、かなり労力はかかるので、授業全部をカバーするのはたいへんだが、)このソフトの試用期間は後25日、もう少し使い込んで気に入れば購入してもよいとかんがえているが、実は、25日後は前期授業が終わっている。試用版だけで乗り切るか??

2014年6月28日土曜日

ビデオ教材作ってみた。

昨日,山梨大学で行われている反転授業の様子を伺うことができた。反転授業が注目されていることは,いろいろなところで聞くことがあるが,実際の様子を聞くのは初めてだった。
反転授業は

  • 学生がオンラインで学習するための教材
  • 教室で行う対面授業
から成り立っている。

 実際にやってみようと言うときにまずハードルとなるのが,オンライン教材の作製だ。山梨大学では,業者(FujiXerox)と共同で,「音声同期スクリーンキャプチャシステム」というのを開発したらしい。これはパワーポイントで作った教材に音声を入れて,そのまま直ぐにサーバーにアップできるシステム。自分で音声を吹き込んでも良いし,パワポファイルに書いたノートを自動的に音声にしてくれる機能もあると言うことだ。結構便利そう。
 
そこで思ったのだが,パワーポイントにもナレーションを入れる機能がある。それを使って教材をつくれないか。オンラインで公開する方法は別途考えなければならないが,それは何とかなるだろう。
と言うことで,自分の講義で使っているパワポで作ってみた。
これだ,(残念ながら、iPadでは空欄になって見えない。Androidも怪しい。とWindowsは見えます。)




パワポにはナレーションを入れる機能があるので,それを使って,できたものをmp4かwmvファイルにエクスポートできる。

どうだったか,
 それなりのものができる。パワポのアニメーションもうまく使える。ただ,ポインターがうまくいかない。パワポでスライドショーを再生する時は問題ないが,mp4やwmvに落とすと,ポインターの動きと音声が合わない。これはちょっと困る.。ポインターの代わりにアニメーションをもっとこまめ作って音声と同期することはできるが,面倒だ。

 手間はどうか。授業すべてについてこれを作るのはかなり大変。スライドの作製はそれほどでもない。説明に合わせてアニメーションを入れているので,少し手間がかかるが,セミナーや講演会向けに作るものとそれほど大きな違いはない。
だが,ナレーションを入れるのは大変だ。アドリブで入れると何度も間違うし,言いよどむ。綿密に台詞を考えた方が良いだろうが,それはそれで時間がかかる。今回作ったサンプルは3ページ,3分程度だが,ナレーションだけで2時間くらいはかかった。
オフィスでやっていると,窓から雑音が入るとか,ドアの外で物音がするとか、結構気になる。もっと大きな声でやりたいのだが,周りが気になってしまう。音声を入れている最中にパソコンや携帯,ipadからアラームが鳴る。(メールとかスケジュールとか)これが入ると致命的。今日は土曜日の午後なのでまだましだが,平日の昼間だと結構問題になるかも。

それでも,手持ちの材料でオンライン教材が作れることは分かったので,活用方法を考えてみよう。


  昨日のセミナーで,もう一つ強調されていたのは,教室で行う対面授業の重要性だ。これをいかにうまく行うかが,反転授業の成否を握っていることを強調されていた。私も全く同感。反転授業を考える時に,オンライン教材は作る手間はかかっても、どのようなものになるのか想像できるし情報もある。しかし,対面授業をどのようにやるのか,学生諸君のアクティブな参加をどうやって促しているのか,とても興味があった。これも教室の配置を作り替えるとか,かなり大きな変更も含んだ工夫をされているようだ。自分の周りを考えた時に何ができるのか,こちらはまだまだ,考える事が多いと感じた。



2014年6月18日水曜日

エルゴノミクスキーボード

キーボードをエルゴノミクスタイプに代えた。
写真のように右手と左手が完全に分かれていて,キーの配置も曲がっている。指の配置に会っているというふれこみだ。これまで使っていたキーボードも,少しキーの配置が曲がっていルタイプだったが,これほどはっきりとはしていなかった。これまで使っていたのも悪くなかったが,古くなって印字が消えてきたのと,有線接続だったので,新しいものの購入を考えていたのだ。この数ヶ月,機会がある度に電気店で物色していたのだが,実はこのキーボード,とても気になっていた。

使ってみてどうだったか。
実は,まずキーの配置に問題があった。右の方にある,DELETEキーが異様に大きい。私は文字を打つときに,Deleteは使わない。Backspaceだけで操作している。ここにこんな大きなDeleteがあるとBackspaceを打つときに指が当たってしまう。それだけではなくて,Enterを打とうとしても当たってしまう。これは困った。Intertキーの位置も問題だった。Enterと近いので,不用意に押してしまう。そこで,キーマップを変更するソフトを使って,DeleteはBackspaceに変更。Deleteの機能はHomeキーに当てはめた。Intertキーは無効にして,その機能はEndキーにアサイン。これでしばらく使っていたのだが,まだ不十分。Enterを押そうとして,(Backspaceをアサインした)Deleteキーを押してしまうことがある。結局Deleteキーも無効にしてしまった。広い場所を占めているDeleteとその下のInsertキーを無効にするとは何とももったいないが,仕方がない。

さてタイピングは?
まずは慣れが必要。ブラインドタッチは必須だ。
キーボードの湾曲にあわせてホームポジションに手をちゃんと置かなければならない。普通のキーボードと違って,手をいい加減に置くと全く打てない。そのためには,姿勢もある程度正さなければいけなくなる。これは思いの外(良い?)副産物か?
以前このタイプを使って事はあるのだが,久しぶりだったので,最初は全くタイピングのスピードが上がらなかった。Webで見ると,「いらいらするので急ぎのようには使わないこと」なんてコメントもある。それでもしばらく使っていると慣れてきた。タイピングスピードは以前と余り変わらない。前の経験から,タイピングのスピードはそれほど変わらないとは見当がついていたので,こんなものかと思っている。(決して早くはならないと言うこと)もう少し慣れる必要があるが,まあ仕事に使っても支障はない。

これまでの使用感をまとめると,
  •  とにかく,キーボードに手をちゃんと置くことが重要。手だけで無く,手首から腕もハの字を作る感じで。
  • 右の方,「ー」キーから右は少し遠い。小指を伸ばしても届かないので,手首を動かす必要があるが,戻したとき,手の位置がホームポジションからずれることがある。通常タイプのキーボードならば,続けてタイピングしながら,ホームポジションに戻すことができるが,このキーボードでは意識的に手を戻さないとその後が続かない。これが結構面倒。左の端の方も同じ。これにいかに慣れていくかが,このキーボードの使いかっての鍵を握りそうだ。
  • タイピングのスピードは今のところ以前とかわらない(寿司打で計測)。ただし,一度手の位置がずれると,スピードを大きくロスする。

数ヶ月後,またこの話をしようかな。その時はどんな感想だろう。とても良い? 懲りて新しいのを買っていたりして。。。

 

2014年6月17日火曜日

肩が痛い その7

前,肩が痛いことを書いたときは,リハビリも,針もやめて,自己流の運動だけにしたところだった。その後もそれが続いている。肩が動く範囲は少しずつ広がっているけど,何ともない右肩に比べるとまだまだ。体操も少しサボっているからな。。。
最近の進展と言えば,スポーツジムでバタフライをやったときに,左も力が入るようになったこと。これはうれしい驚き。ちょっと前まで全く力が入らなかったが,動く範囲は狭いけれど,力を入れても痛みはなくなった。
この調子でサボり気味だったスポーツジムにもまめに通うと,良いことがあるかな。
次の報告はまた,一月後??

2014年6月15日日曜日

電子書籍雑感(やはり小説にはいいね)

前回のブログ更新からまた一月空いてしまった。
今日は、電子書籍の話。
Kindle Papaerwhiteを買ったことは前に話したけど、小説を中心に愛用している。
電子書籍で便利なのは辞書が内臓されているし、ネットにもつながっていることだが、この便利さを実感している。
Dan BrownのInfernoを読んでいた。この小説は、ダンテの神曲を発端に話が進むのだけど、ダンテの神曲って名前を知っているだけで、馴染みはない。それにこの小説、フィレンツェ、ベニス、インスタンブールの観光地や史跡を舞台にしている。読んでいると、観光ガイドのような気がして来るくらいだ。なので彼の地に馴染みがないと、主人公が何処をどう動いているのかぴんとこない。それにせっかく観光ガイド並みに案内してくれているに、よくわからない。
ところが、タブレットを使っていると、知らない単語はもちろんだが、地名とか観光名所もクリック一つで検索できるし、Google Mapで場所も確認できる。ストリートビューを使えば場所の雰囲気もそれなりに分かる。これは便利だった。こんなことができることは、頭ではわかってたけど、実際に小説を読みながら知らない土地を追って行けるのは新鮮だった。
7〜8年にダビンチコードを読んだ時は、まだタブレットも普及していなかったので、こんな読み方はできなかった。もう一度読み返そうとKindleストアでポチった(だいぶ安くなってる。600円しなかった)パリは、何度か行ったので記憶をたどりながら地図をみるのも楽しみ。
Infernoは英語版で読んだので、ネットの助けも大きかったが、少し前に読んだ時代劇「妻はくノ一」もなかなか楽しめた。この小説では、今の秋葉原あたりがよく登場するのだけど、GoogleMap見るのもなかなか楽しい。いつも出張の時に行き過ぎるだけのところが新鮮に感じる。そのうち時間をとって歩いてみたい。

ところで、Kindle Paperwhiteはというと、たいてい枕元において寝ながら読書に使っている。充電のことをほとんど気にしなくて良いで、枕元に置きっ放しでも大丈夫。残念ながらグレイスケールなのとネットサーフィンには力不足なので、寝る前は文章だけで我慢しているが、たいてい直ぐに寝てしまうので、十分といえば十分

今更だけど、時代は進歩していると実感したしだい。。。





2014年5月15日木曜日

成田行きの機内にて

成田まであと1時間弱のフライト。今回初めて、機内でのインターネット接続をやってみた。
値段は5MB/6ドル。iPadで接続して、快適(とは言っても回線は遅い、メールやSNSはOK。WEBはちょっと我慢すれば耐えられる程度)メールとかツイッターを見た後に、使用量をみると残りは4.9MB。まだまだ使えるのでこんどはPCから接続しようと言ったん切断。そうしたらいきなり5MB全部使ったとの表示がでた。おかしい。確かにPCから接続を試みたが再度購入したないといけないことになっている。おかしいと思って念のためCAさんに問い合わせる方法がないかと聞いてみたが、予想通りCAさんではどうにもならない。考えたすえ、も言う一度5MB購入してメールで問い合わせることにした。
再度5MB購入。こんどはPCから接続した。その直後使用量をみると、なんと5MBがみるみるうちになくなって行く。何もしなくてもバックグランドでいろいろデータをやりとりしている。自動更新やファイル転送は切ったつもりだったが、まだまだ残っていたのだ。きっとiPadでも同様だったのだろう。結局なにもできずに終わってしまった。12ドル払って勉強したということかな。
今のPCやiPadは裏で自動でいろいろいろな処理をしている。次に使うときは前もって入念にバックグランドのデータ転送を切っておかないといけないということだけど、全てを自分で把握するのはむつかしい。ネットは接続してまま、自動データ転送だけを切るアプリを探してみよう。

ところで、このフライト約1時間遅れている。シカゴを出発するときに搭載荷物のチェックが入ったようだ。今日中に羽田へ移動して、明日の始発で広島へ飛んで10時30分から授業の予定だけど、成田ー>羽田の最終にはもう間に合わない。航空会社がなんとか手配してくれないと、明日の授業に間に合わないことになるのだが、さてどうなるだろう。
(ここまで、機内で)

成田着。なんと羽田行きのバスに間に合った。機内持ち込み荷物だけだったおかげで、到着21:20、バス乗り場21:30とい最短記録。




シカゴに行って来た。

シカゴ・オヘア空港のラウンジでこれを書いている。今回はアメリカ リニアコライダー研究会でフェルミ国立研究所(Fermi National Accelerator Laboratory=FNAL) に行って来た。研究会はまだ終わっていないのだが、授業があるのと、週末にILCの講演会があるので一足先に帰国することにした。研究会の話は別の機会にして、今回初めて体験したことを書こう。

 アメリカの多くの研究所にたがわず、FNALも車がないとどうにもならないので、シカゴ空港でレンタカーを借りて移動した。(ちなみにレンタカーを借りると到着日と出発日を除いて日当が半額になる。別に好きで借りているのでは無いのだが
カーナビ付きの車にしたのだが、これがくせものだった。空港で車に乗って、さあ目的地のセット。ところが、目的地のセットボタンを押しても地図も出ないし、住所の入力も出来ない。自動的にコールセンターに電話がかかるのだ。最初、訳が分からなかってのだが、車には地図データも何もなくて、コールセンターに行き先を伝えると、その都度データがダウンロードされる仕組みのようだ。英語で住所のなどの固有名詞を伝えるのは結構大変だ。ホテルは全米チェーンだったこともあって、名前をいうと何とか理解してくれた。手間取ったのは翌日、Fermi National Laboratoryに行きたいと言ったのだが、それが通じない。コールセンターは全米をカバーしている拠点でやっているのだろう。Fermi研究所など全く知らない。それは個人宅かなどと聞いてくる。イリノイ州のFermi、National Laboratoryだ。F E R M I と綴りを伝えると、5分くらい調べて、ようやく答えが帰ってきた。Kerk road とPine roadかと聞かれたがこんどはこちらがしらない。Fermi National Acceleratorかと言って来たので、そうだと伝えてやっと通じた。最初のに伝えた時にAcceleratorが抜けていたので、検索しても出てこなかったのだろうか。あ〜面倒。
その後は研究所とホテルの往復だけだったので問題なかったが、最後に空港に戻る時に一悶着。
Chicago O’hare Airportが通じない。こちらの発音が悪いのは分かっているが、幾ら何でもアメリカ有数の空港だし想像がつくだろうと思ったのだが甘かった。先方が分かったと言って行き先が車にロードされたのだが、気になったのでセットされた住所をgoogle mapで検索すると、シカゴ近くの別の空港。Chicago Airportと言ったときにイリノイ州かと聞いて来たのでもしかして知らないのでないかと疑ったのだが、、、もう一度コールセンターに接続して、Chicago O'Hare Airportと言うと、こんどは一回で通じた(接続する度に別のひとになる)。全く通じないほどひどい発音ではなかっのだよ。さっきのは何だったのだろう??

それにしても、車に地図データがないので、ナビの指示も交差点とインターチェンジでの方向の指示だけ、どこを走っているかなんで全く分からない。不便でしかたがない。昔の手で入力するナビの方がよっぽど使いやすかった。次回レンタカーを借りるときはナビも指定しようかな。


2014年4月11日金曜日

いきなりボールの反発係数と言われても

   今日(2014年4月11日)授業の準備をして,さあ行こう、というところに電話がかかってきた。あるテレビ局の夕方のニュース番組だ。直ぐに授業に行かなければならなかったので,一旦電話を切って,必要ならば後からかけ直してもらうことにした。

 なんだろう?世間を騒がせている理研の話ならばもう出尽くしているし,私に取材する内容でもない。たいした話でなければ電話はかかってこないだろうと思っていたら,午後直ぐに電話が。。内容は思いもよらず「ボールの反発係数について聞きたい」だった。プロ野球で使っているボールの、反発係数の平均値が規則の上限を上まわっていたというニュースがあった。それについてだ。何故私にわざわざ東京から?と思ったが,以前サイエンスカフェでスポーツと物理の話をしたのをネットで見つけたらしい。

質問は,そもそも反発係数とは何?から。ボールの反発しやすさとか,壁にあてて跳ね返る前と後のスピードの比と答えたら,分かったようなふりをしてくれた。これからが本題。今回,6つの球場でそれぞれ1ダースのボールを抜き出してその反発係数を測ったと言うことだ。その値を教えてくれた(なぜか,6ではなくて,その内の4つ)

札幌ドーム   0.425
東京ドーム   0.428
神宮球場    0.426
西部ドーム   0.234

プロ野球の規定では「反発係数は0.4034~0.4234の間に収まってること」ということらしい。

これだけの情報から何か言えというのは難しい。
平均値だけで,測定値の分布が分からないので,誤差が不明。これでは,平均値が有意にずれているのか,誤差の範囲では規定に収まっているのか分からない。

製造されたボールの反発係数の平均値(業者に発注した際の目標平均値)と製造過程でおこる反発係数のばらつき(標準偏差)が分かれば判断できるが,ネットで調べた限りその値は見つからなかった。

  上記4つの測定値の標本標準偏差は0.002。これをそれぞれの球場での測定誤差と考えると,東京ドームと神宮球場は1シグマ以上外れている。また,この4つの球場の平均は0.426±0.001なので,やはり規定の上限を上まわっている。
とは言っても,4つの平均値だけと言うのは情報が少い。これから何か意味のあることをいうのは難しい。誤差という考え方は一般にはなかなか広まらないな。。

ここで書いたことは今だから言えるが,取材の時にはいきなり取材の申し込みをされて,あまり(1時間弱時間をおいたが)調べるまもなく音声録音だった。
あまり面白みはないが、「この数値からだけでは,本当に既定値からずれているのか,たまたまそうなったのか判断できないと」コメントした。電話をされてきた方は,NPBが意図的に操作しているという話を作りたそうな気配もあった。プロ野球ファンとしてはど思うかという聞かれたので,
「反発係数が高くて得点が入りすぎても大味な試合になってつまらない。得点シーンが少なすぎても楽しくないので適当な値が必要。でも今年は結果的にカープの調子が良いので気分は良い。」と話した。

さて,この取材は今日(2014年4月11日)夕方のニュースのためで,全国版,東京ローカル版,または没,ということだったのだが,実際はどうなったのだろう。
だれか聞いた(見た)人いるかな。内容は私の話した主旨の通りだったか。どんな編集になったのか。気になるところだけどね。




2014年4月8日火曜日

イギリスとフランスでsimを買ってみた。番外:日本編

先日,イギリス(ロンドン)とフランス(パリ)でprepaid simを買った話をした。

->準備編
->実践編

買ったsimは手元に残っている。それを,日本で使ったらどうなるだろう。

イギリス,EEのsimをモバイルルーターに挿してみた。結果はこれ,
EEのsimを日本国内で使った状況。
ドコモの回線を使ったローミングサービス
が使えるようだ。
ちゃんとローミングサービスに繋がった。キャリアはドコモだ。そこで,add-on.ee.co.ukにアクセスしてみると,
日本でもEEのローミングサービスページが現れた。

ローミングサービスのページになった。値段は10MBで50ポンド,50MBで195ポンド。やはり高い。フランスの時と同じように,top upのボタンを押しても何も起こらない。どうすればオンラインでトップアップできるのか未だに分からない。たとえ分かったとしても,とても購入する気にはならないが,,

ちなみに,フランスで使っていたOrangeのsimは圏外だった。ローミングはできないようだ。

2014年4月7日月曜日

大学は遊ぶところだ。

  今日は、新年度の本格始動の日。1~2分だけど、新入生に向かって話す機会があった。そこでは、「君達の前には広い世界が広がっている。大学はそれを経験する機会を提供するので十分に活用して欲しい。」と話した。(研究室の話をする教員がほとんどだったので、あえて別のことを言ったのだ。) 
でも後から、バラ色の話ばかりしていてもどうか、と思い始めた。そこで、特に理学部(文学部も?)の新入生を念頭に、あえて苦言に近いことを記そう。(タイトルと全然違うって??)

   新入生諸君は、大学は何をするところだと思っているだろうか? 大学で何をしようと考えているだろうか? 逆説的だが「大学は遊ぶところだ。」生活に直接役に立つ技能を身につけるだけならば、大学に来る必要はない。もっとそれに特化した学校もあるし、会社に就職したら徹底的に鍛えてもらえる
  ではなぜ大学か? 
             決まった答えは無い。
もちろん卒業するためには必要な単位を習得しなければならない。しかし、例えば理学部物理学科で習うのは「物理」だ。それを習得して社会でどう役立てるのか?多くの学生諸氏にとって自明では無いだろう。一方、単位をとって卒業する“だけ”ならば、100%の時間を勉学に費やす必要は無い。では何をするか。それを教えてくれる人はいない。自分の責任と努力で見つけるのだ。これは大変なことであることに直ぐ気づくだろう。道標の無い、それどころか道も無いかもしれない、ところを一人で進んで行かなければならない。仲間はいる。しかし自分の道を創るのは自身しかいない。君たちはこんな大変な人生を選んだ。大学など来ずに就職して給料を貰った方が楽な道だったかもしれない。しかし、そうと決まった以上、その人生を楽しむことだ。これが、「大学は遊ぶところ」の意味だ。

 そして、大学に来た意味を見つけることができたら、大学に来た目的の大半は達成できたと思って良いだろう。その時、先人の大変な努力によって若者を20歳過ぎまで遊ばせることができる社会になったこと、もっと身近にそれまで君たちを支えてくれた人々がいることを忘れてはいけない。私は、社会が大学の存在を認めている理由も、無意識にせよ遊ぶ時間の重要性を認めているからだと考えている。

これから様々事が起こるだろう。もし迷うことがあったら、私たち教員に来るのものも良い案かもしれない。きっと何も出来ないだろうけど、寄り添うことは出来るかもしれない。
幸運を祈る。



2014年4月6日日曜日

イギリスとフランスでsimを買ってみた。実践編


ロンドンとパリでsimフリーのモバイルルータを使った話。準備編に続いて実践編。

まずイギリスから。

イギリスのヒースロー空港に到着。
日本からのフライトが到着するターミナル3の自販機にはEEのsimは無いとのことだった。行ってみると確かにEEはない。しかし、手荷物を受け取って電車乗り場に行く途中にまた自販機があったので、覗くとEEのデータ専用simがある。
2GB,30日有効でで20ポンド。データ料金は2GB、15ポンドなので、5ポンドがsimの値段(空港料金?)というところか?   イギリスには1.5日しかいないので2GBもいらないし、空港内はロンドン市内の店より高いとう話も聞くが、市内で直ぐに支店が見つかるかどうかわからないので、とにかく購入。マイクロsimだがmini、ノーマル用のアダプタも付いている。
ヒースローで買ったsim
ヒースロー空港ターミナル3の
バゲージクレームを出たところの自販機で購入。
データ2GBの通信料込みで20ポンド
早速、市内へ向かう電車の中で開封。試しに、simアダプターを挿して確かめてみた。しかし、これが大失敗。挿したら抜けない!どうにもならないので、一旦諦めてホテルに行く。ホテルでネットに繋いで検索すると、同じ様に困った方が沢山見つかった。なんとアダプター単体の挿入はご法度だった。simは、挿入した後上からバネのような電極で抑えるので、simのないアダプターを入れると、本来simのあるべきところに電極が引っかかってしまう。アダプタの差し込むとき手前になる方を壊して、そこからsimと同じ厚さの板を挿してそっと抜き出すしかないらしい。simに付いていた台紙を切って,それを差し込んで抜き出すことができた。

simの内容
simセットの中身。左の台紙にマイクロsimがついている。
右が,壊したアダプター。 アダプタだけを挿して
とれなくたったので,下部(差し込む時の手前)を壊して
そこから台紙の切れ端を差し込んで取り出した。
simアダプターの一部を壊してしまったが、他に代えは無いので、だましだまし使うことにした。手前側の押さえが無いので使用中にsim本体が抜ける心配があったが、GL01Pはsimの挿入口にふたたるのでなんとか大丈夫だった。

wifiルータの電源を入れて、プロファイルをあらかじめ設定しておいたEE用に切り替える。直ぐに3Gの電波を捕まえた。携帯会社の表示はVirginとなっている。しかし、webページにアクセスしても、全く表示されない。ネットには繋がっているので、プロファイルの問題ではなさそうだ。simをactivateしなければならないようだ。説明書によると,ブラウザを立ち上げると自動的にactivate画面になると書いているがそうならない。iPadなどのタブレットに直接挿せばそうなのだろうが、モバイルルーターなので,デバイスから直接webページにアクセスできないのが理由だと思う。どうにもならないので、その日は諦めた。
(このときは20ポンド無駄にしたかな、、と思ってちょっとがっくり)

 翌日街を歩いていると、EEの看板が直ぐに目にはいった。早速、店に入って店員に聞くと、add-on.ee.co.ukにアクセスせよとのこと。そもそもネットに繋がらないのでどうすれば良いのだろう。私が変な顔をしていると、その店員がやっくれた。iPadを手渡すと手慣れた様子で、safariから接続、ものの30秒でactivate終了。simをactivateしていなくてもそのページには繋がるのだ。開通後は同じページで。データの使用量の確認ができる。
街のどこでもネットに繋がるのはやはり快適。滞在は1.5日だったので2GBはとても使い切れないが、20ポンドならば、許容範囲だろうか。次の機会があったら、ヒースロー空港ではなく、街中のEEショップで買ってみよう。

フランス編


ユーロスターで、パリへ移動。列車内もトンネル以外では使えたが、ものの30分でユーロトンネルに入るので、そこで終了。
ユーロトンネルを抜けてフランスへ入ったところで、add-on.ee.co.ukに繋ぐと、ローミングサービスのページが現れた。イギリス国内の2GB分はまだまだ余っているが、イギリス外でローミングをするには、別にチャージ(top upと言います)しなければならない。
料金は
  20MB    1日有効      1ポンド
100MB    1日有効      3ポンド
200MB  30日有効  35ポンド
ちょっと高いし、それにwebページのtop upボタンが反応しなかったので断念(多分ユーザー登録が必要だったのだろう。)

夕方パリの宿に着いて、ORANGEの支店を検索すると、近くに2店ある。そのうちの一つが19:30まで営業となっていたので早速行ってみた。ところが、支店の前に来ると営業は19:00までとなっている。うーん。まあ仕方が無い。

 翌朝10:00の開店に合わせて行く。モバイルルーターを見せて、データ用のprepaid simが欲しいというと、直ぐに対応してくれた。500MBで9.9ユーロ。数日の滞在ならこれで十分だし、もし必要ならばtop upもできるとのこと。店員のお兄さんは結構良心的だ。IDが必要ということで,パスポートで登録。ルーターのプロファイルをこれも予め設定しておいた、Orenge用に変えて早速接続。電波は拾うが、回線に繋がらない。(アンテナは4本だが、横に3Gのマークが出ない)。店のお兄さん、すこし悩んで、「これはデータ専用のルーターなのか?」と聞く。そうだというと、電話と思って通話とデータ両用のsimにしたと言って、データ専用のsimに取り替えてくれた。今度は問題なく接続。その後は快適にネットライフを満喫できた。
ルーターの画面
パリでorangeにつながったルーターの画面。
3Gでoarange.frにつながっていいる。


感想


イギリスは、ヒースロー空港のいたるところにsimの自販機があって便利。3G対応のsimがターミナル3で買えることが分かったのは収穫だった。

sim自体に付属していると説明書は詳しくないので設定に戸惑うことは十分あり得る。今回、APNなどの設定情報を予め調べてルーターを設定して行ったが、それがなかったらもう少し手間取っていたと思う。まあ、ロンドンもパリもEEやOrange の支店はいたるところにあるので、最初からそこに行くのが良いかもしれない。

ところで,今回買ったsimを日本に帰ってからルータにいれるとどうなるか?やってみた。






イギリスとフランスでsimを買ってみた。準備編

海外に行ったとき、インターネットの接続をどうするかいつも悩みどころだ。
携帯のローミングは通信料が高いので却下。モバイルのwifiルーターをレンタルしていたが、決して安くはない、一週間で保険こみ1万円ちょっとくらいだろうか。
別の方法は何かないか? 一つはwifiスポットを使う方法。今回行く,ロンドンと,パリはフリーのwifiスポット充実している。ロンドンはthe Couldというサービスだとロンドン市内に数百のwifiスポットがあるようだ。パリはParis wifiというサービス。パリ市内に260カ所の無料wifiスポットが整備されているとこのと。かなり便利そうだが常につながるというわことではない。
そこで今回は別の方法を試した。

 手持ちのモバイルwifiルーターは、イーモバイルのGL01P。これはsimフリー端末なので、海外でsimを購入して入れれば使えるはずだ。ただし、HSDPA(WCDMA),いわゆる3Gにのみで周波数は1700Mhz、2100MHz。この仕様に対応した通信会社のsimしか使えない。ヨーロッパでは、3Gがあまり普及していないと聞いていたのだが、最近はそうでも無いようだ。特にロンドン、イギリスでは全く問題ない。ただ、1700MHz, 2100MHzというのは選択肢が限られてくる。
 結局、イギリスではEE, フランスではOrangeという会社が良さそうだ。どちらも大手で、ロンドン、パリ市内の至るところに支店があるので飛び込みで何とかできる可能性も高い。
イギリスで買ったsim。


 イギリスの場合、ヒースロー空港に着くと、手荷物受け取りのところにsimの自販機があるとのこと。ただ、日本からのフライトが到着する、ターミナル3の自販機にはEEのsimは入っていないらしい(実際にどうだったか?は実践編で)。一方パリは、自販機は無いようなので、ホテル近くのOrangeの支店を調べておいた。





まず出発前に、EEとOrangeのAPNなど接続設定をGL01に設定した。
ちなみに内容はこれ、
EE(イギリス)
プロファイル名:internet(任意)
APN- everywhere
Proxy, Port, Username, Password, Server - 記入しない

Orange(フランス)
プロファイル名:Orange(任意)
APN:orange.fr
ユーザー名:orange
パスワード:orange
認証方式:PAP

これで準備はOKのはず。まずはイギリスだ。
実践編へ続く。。

2014年3月31日月曜日

肩が痛い その6

なんと、前回ブログを書いてから1.5ヶ月も経っていた。
ちょっと肩の痛みのその後。
前回も書いたように、ちょっとでも動かすと痛いという急性期は脱したようだ。でも肩の稼動範囲は相変わらず。
週一回針と、リハビリに行っていたが、針がだんだん辛くなってきた。
やってもらう間に(30分くらい)一度は、ズキっと飛び上がりたくなるように痛いことがある。針を指してもらうとき、大丈夫かな、痛いかな、とビクビクしながら横たわっているのがとても辛い。
それで行くのをやめてしまった。
残るのはリハビリだが、週一回でそんなに効くかな?このくらいの運動なら自分でできそうだよな?と考えてしまう。

そこで、病院ではなく、近所の評判の良い整体に行って話を聞いた。すると1-2ヶ月は集中して施術なければ。今なら一月1.8万円の定額で何度でもできます。とのこと。ちょっと食指が動いたが、そんなに何度もいく時間はないな、、

結局どうしたか?針も、リハビリも通うのをやめて、自己流の体操(というより、世に中で言われている一般療法、アイロン体操とか、、)だけにしている。今のところ変化は見られず。。





2014年2月16日日曜日

肩が痛い。その5

肩が痛い、続編。
前回この話を書いてから1ヶ月が経った。海外出張が入って一週間ほど抜けた以外は、整形外科に通っている。この一ヶ月で関節を動かした時の激痛は無くなった。痛み止めを飲むこともない。安心して道を歩けるし、寝ることができるのはとても嬉しい。痛みがひいた後には固まって動かない関節が残っている。何とかして関節の可動範囲を広げなければ。
Webや本で調べていると、急性期は安静に、慢性期は積極的に動かすことが勧められている。慢性期になったのだろう。(これも今だから言えることで、2ヶ月くらい痛い時期が続いたのでその時は安静にすべきか、積極的に動かすべきかわからなかったのだが)

運動療法は理学療法士さんがかわった。これまでの方は肩を中心に押したり揉んだり、ほぐしている感じだったが、新しい方は肩を動かすようにする。静的なリハビリから、動的な方向に変わった感じだ。これも症状の変化とあっている。肩を動かす運動は自分でもできるので時間を見つけてやっている。少しずつ良くなっていると思うが、どうだろう。
一方の針治療だが、治療後も肩の動きに大きな差は無い。痛みが強い時は治療後に少し改善した感じがあったが、今の状況では治療の苦痛(そんなに痛くはないが、結構しんどい)の方が大きくやめている。


整形外科でのリハビリは150日というのが一応の期限らしい。2月末がそれに当たる。運動療法だけなら自分でもかなりのことができる。延長するかどうか、医師の判断だそうだ。来週にでも相談しよう。

2014年2月10日月曜日

VAIOともお別れ?

数日前、ソニーがPC部門を売却するというニュースを聞いた。2代続けてノートPCはVAIOだったが、次に買い換える時は違うのを選ぶことになるのだろうか。
このニュースを聞いて思ったのだが、以前からPCに限らずソニーの製品には「?」のつくところが目についていた。なんだかんだ言いながら、私はソニーの製品を結構使っている。その経験をまとめてみる。

最初に、?と思ったのは電子書籍端末リブリエだった。ソニーはアマゾンより数年早く、電子書籍端末を売り出し、電子書籍ストアも作った。ところが、その端末はBBeB というソニー独自のファイル形式を採用し、それしか読めなかった。時はまだ、電子書籍の黎明期。PDFやテキストくらいは対応するべきでなかったか?もっとびっくりしたのは、書籍ストアのやり方。60日(だったかな)限定のレンタルのみだった。これから電子書籍を広めて行く時に、このビジネスモデルは適切だったか。私はそれだけで買う気を失い、リブリエを買わなかった。

次の?は、ヘッドホンやブルーツースなのどの小物。ヘッドホンをブルーツースで聴きたくて(今とちがってこれも出始めた頃)ブルーツースの受信機を買った。これにヘッドフォンをさすとケーブルから解放される。本体は小型でかわいく、気に入ったのだが、付属のACアダプターがなんとも大きくて不細工。同じ頃デジタルノイズキャンセリングヘッドフォンを買った。当時で4万円くらいした。これも本体の性能はなかなか良い。いまはQC15を使っているが、性能だけならば遜色ないだろうか。ところがこれも付属品が不細工。びっくりするくらい大きくてプラグが折りたためもしないACアダプター、なぜと言うくらい大きなキャリングケース。結局2年くらい使って今のQC15に乗り換えた。

その次は?カメラとビデオカメラ。カメラはいわゆるコンデジだ。これも本体の性能に不満はない。しかし、どうして充電・データ転送ケーブルが独自仕様なのだろう。ケーブルの一方はUSBで汎用のACアダプターに接続できるが、カメラ側はマイクロUSBに似ているが違う。ソニーの独自仕様なのだ。USBだったらどこでも買えて便利なのに。
ビデオカメラはシューアダプター。カメラにフラッシュなどを取り付けるアダプターのことだが、これもソニー専用の物しか使えない。こんなもの汎用仕様でなんの問題も無いだろうに。

VAIO-Zのタッチパッドの位置。パソコンの中央だが,
キーボードから見ると右にずれている。キーボーのホーム
ポジションに手をのせると,タッチバッドの右に大きく掌が
被さる。
最後はノートパソコン。ずっと富士通のレッツノートだったが、かわいさに惹かれてPCG-C1を購入。1998年にも関わらず,外部IOはUSBだけという割り切った設計だった。その次はVAIO type Tが軽くて良さそうだったので購入。これは気に入っていた。でもちょっと小さすぎたので、キーボードが標準に近いVAIO-Zにした。そしたら、キーボードは大きいけど打ちやすくなったとは言えない。びっくりしたのは、タッチパッドが明らかに悪くなっていること。キーボードを打っていると、いつの間にかカーソルがどこかに飛んでいる。Webで検索すると、困っていたのは私だけではなかった。皆さんタッチパッドの感度設定の工夫をされている。ディフォルトの設定で使い物にならないというのはどういうことだろう。それだけではなかった。タッチパッドの中心がキーボードの中心(GとJの間)から右にずれている。パソコンの中心なのだ。これではどうしてもキーボードを打つ時に手があたる。タッチパッドの有感領域をずらしたり、いろいろ工夫したが、結局外付けマウスは必須という状況だ。
VAIOーZにはまだある。今回ACアダプターを追加で一つ購入した。ACアダプターにUSB充電端子がついているという優れもの。これがあれば、携帯とかiPadの充電ができるので、出張にはとても便利だ。ところが、惜しいことに電源ケーブルを出す方向がUSB端子側なのだ。USBケーブルと電源ケーブルがかち合ってイマイチ美しくない。これを使うたびに残念な気持ちになる。

いろいろと書いてきたが、いつも本体の性能やアイディアは良いのだ。しかし、付属品や入力機器なのどの周りが良くない。総合的な製品としての試験が不十分なのだろう。社内の部署が縦割りで総合試験ができないのか? 画竜点睛を欠いている。これが最近のソニーの不調の原因とまでは言えないだろうが、ひとりのソニーユーザー(これだけ使っているのだからファンと言っても良い?)としての感想である。

2014年1月23日木曜日

パリーボルドー2014年冬

パリからボルドーへ向かうTGVの車中です。あと40分くらいかな。
レーザーを使った研究でフランスの線形加速器研究所と共同研究をしています。その関係で年に1度くらいその研究所を訪ねてミーティングをやっています。今回はもうひとつボルドーにある研究所にも行くことにしました。
私は授業の関係で、月曜日夜、広島から羽田経由で、現地時間の火曜日の朝最初の訪問地、LAL研究所に着きました。LALはパリ郊外のオルセーと言うところにあります。(パリ市内の有名な美術館ではありません)。自宅を出発して、LALに到着したのはほぼ24時間。シャルル・ド・ゴール空港からはRERという郊外電車一本で行けるので便利です。到着したら直ぐにお昼ご飯、その後午後最初に私の報告という慌ただしいスケジュールでした。報告のスライドも羽田からの機内で作るという泥縄。あまり褒められたものではありません。
ACO加速器。
今の感覚ではとても小さな加速器。正面に見えるのは測定器です。
測定器はカットモデルではありません。なんとスパークチェンバーが
電子陽電子の衝突点においてあるのです。
私にとっては初日のついたばかりですが、翌日(今日です)にはボルドーへ行くとあって、LALのみなさんが夕食に連れて行ってくれました。後半は眠くて朦朧としながら夜の10時すぎまで(こちらは夕食の時間が遅くて長いのです)。ホテルに着いたのは深夜の0時。前日に自宅をでてから、38時間近く経っていました。夕食の後、電車でホテルに行ったのですが、何かのトラブルで電車は遅れるし,車内は寒いし,途中の駅に20分近く止まるはでかなり疲れました。
2日目の今日は午前中にミーティングの続き、午後は研究所を少し見学した後に、TGVでボルドーに向かっています。研究所の見学は初めてですが、1964年に稼働した電子陽電子衝突型加速器ACOが、今は博物館として展示されているのを見てきました。

明日はボルドーです。ボルドーはワインで世界的に有名ですが、共同研究をしているレーザーの研究所(CELIA)やファイバーレーザーの会社など光学関係の研究開発も盛んなところです。明日も楽しみです。

パリからボルドーにやってきました。天気はあまり良くないけど,寒かったパリに比べると暖かくて楽です。今日はレーザー研究所とレーザーの会社を二つ訪問します。
CELIA研究所です。共同研究をしてういる,LALグループの
レーザーはここが担当しています。
最初はLALグループのレーザーを担当しているCELIA研究所です。ファイバーレーザーや,高出力レーザーの研究現場をみせてもらいました。レーザー加速などの研究もさかんです。残念なことに,ここも,次の会社も撮影はできませんでした。
午後の最初はAmplitude systemというファイバーレーザーを中心に開発・販売している会社です。ここのレーザーは,どんな条件でも安定して長期間動作する製品として開発していることを強調していました。自動車ほどではありませんが,流れ作業的な行程で組み立てています。トヨタ方式ということも言っていましたね。

ボルドーの市街を走るトラム
午後の2件目はALPhaNovという所。ここは会社とはちょっと違います。研究所と会社の技術的な橋渡しをすると言うことです。研究所では先端技術の開発。会社は商業的に売れるレーザーを作るのですが,その間で会社を技術的サポ-トする半官半民のような組織らしいです。日本にはこれに相当するのはあるのかな。。

1日中見学と話を聞いて,疲れたのですが,せっかくボルドーに来たので,夜は繁華街に行ってみました。少しの時間だけでしたが,世界遺産になったという市街を歩いて雰囲気を味わってきました。ここもそうですが,フランスをはじめヨーロッパの都市はトラムが町の中を走っています。かっこいいし,便利です。

明日はパリ経由で日本に帰ります。3泊という慌ただしい訪問でしたが,LALの共同研究者と話しもできたし,ボルドーでは最先端のレーザー開発の様子は,会社での製品化の様子も見ることができました。今後の参考になります。明日はシャルル・ド・ゴール空港で結構長い待ち時間があるのですが,パリ市内に行く時間までは無さそうです。(そんな悠長なことは言ってられなくて,月曜日の授業の準備が,,)

2014年1月17日金曜日

肩が痛い その4(改善の兆し?)

1週間ほど前に鍼治療に行った。痛いところを中心にしっかりと針を刺してもらったが、直ぐに改善と言う感じはなかったところが、その2日~3日後、少し動きが良くなった。ほんの少しだが動かすことの出来る範囲が広がったようだ。その数日後リハビリに行ったが、理学療法士さんも少しスムースになったと言っていた。
今朝、起きがけに寝返りをうったとき、(この時に肩が動いて激痛ということが多い)不用意に大きく動いてしまった。肩からボキッと音が聞こえた。これまでだと気が遠くなるほどの激痛のパターンだ。ところが、痛いことは痛いが、思ったより大分楽だ。本当に少し良くなってきたかもしれない。でも油断は禁物。さっきコートを脱いだ時、(飛行機の機内で着席のため少し急いだ)肩にぎくっと、、、ー
やはり気長に構えなければならないようだ。

2014年1月11日土曜日

肩が痛い その3

記録がてら、更新。
年末、クリスマス明けに、理学療法、鍼、注射のセットを受けた後、2週間近く間が空いてしまった。本当は今の段階は少し続けた方が良いと言われているのだけど。
年始の最初は理学療法と診察・注射(ヒアルロン酸)。理学療法士も、医師も思っていたより頑固(肩が動くようにならない)と思ってい感じが伝わってくる。医師は「鍼を10回くらいやりましょう」と言っていたが、「13〜14回」に変わってきた。理学療法士が4月に移動することになったと言われたので、「その時までには治っていたいですね。」と言うと「う〜ん。1年くらいかかる人も多いですし、、」
日を改めて、鍼治療。4回目になると、痛いところを中心にかなり奥まで鍼が届いているようだ。こちらとしては、痛いところを直接治している感覚で期待が持てるが、実際は」少し動きがスムースになったかな、でも気のせいかな」という程度。鍼灸師さんも思ったように効果が出ていないと感じている様子が伝わってくる。私の方が、こんなもんだと達観している。
それでも、悪化はしていない、少しだけど改善しているような気もする。
もう少し様子を見よう。

2014年1月9日木曜日

ICT活用教育研究会



1月7日に大学で、ICT活用教育研究会が開かれました。eラーニング推進委員会が今年度から開催していて、今回が3回目、その模様こちらにも紹介されています。
今回のテーマは、webを使った演習でした。私は、昨年度から情報メディアセンターのみなさんと、授業にICTを活用する試みに取り組んでいます。その模様は以前にも紹介しました。その中でWebを使った演習も取り入れていて、その縁で話題の提供をすることになりました。
  Webの演習は、今年度の授業でも行ったのですが、その様子の解析はサボっていて、今回お話を引き受けたことは、ちょうど良い機会になりました。
私が行っている授業は物理科学科向けの電磁気学です。まず、将来専門家になる可能性のある学生向けの専門基礎科目であり、教養科目や非専門家向けとは趣旨が違う部分があることに注意してICTの活用を考えていることをお話をしました。一言でいうと、あまり親切になりすぎてはいけないということです。それと、私が担当している講義の他に演習の授業が行われていて、本格的な計算演習はそちらでやっていることも踏まえていることが前提であることも重要です。
私が主に考えているのはWebによる演習の授業へのフィードバックです。昨年の演習で、受講生の皆さんの正答率が低かったところは今年の授業の時に強調しました。今年度、同じ問題の正答率は上がっています。授業のアンケートで、教員からのコメントが参考になるとあったので、今年は採点の時に、意識してコメントを増やしました。その効果はわかりませんが、今後も続けようと思います。まだ2年しかやっていないので、効果について述べるのは早いと思いますが、今年の中間、期末試験の結果はこれまで8年間で最高でした。
話の後、多くの皆さんから質問をいただきました。関心を持って頂けたようです。その中で、数式が欠かせない電磁気学の演習をどのようにWebでやっているのか、関心をもって聞きにこられた方がいましが、私の場合は他に演習の授業があることが前提ですので、その方の関心にそうことはできまでんでした。
今年は、私一人でWebの演習をやったのですが、来年度は一昨年のメンバーに新しく教育学部の先生にも加わって頂いて、ICTの活用を考えたいと思います。

私の他には、生物圏科学研究会の橋本先生がお話をされました。この方は、随分早いころからWebCTを使った授業をされているそうです。今年度の後期から使えるようになった新しいシステム、Bb9もすでに活用されていて、それを使った授業の様子を紹介されました。橋本先生も言われていましたが、オンラインで演習をする良さは、どこにいてもネットさえつながっていれば採点などの作業ができること、受講生の解答などのデータが最初からファイルとしてまとまっているので処理や解析がとてもやりやすいことです。それに締め切りの設定が機械的にできるので、厳格でよいということも(半部冗談ですが)言われていました。学生さんにとっては、遅れてから教員に泣きつくことができなくなるので、短所かもしれませんね。
最後は、情報メディア教育研究センターの隅谷先生が、新しく導入されたBb9のオンライン演習を機能について、WebCTとの違いなどを混じえて紹介されました。私も来年度に向けて、Bb9に移行しなければなりません。でも本当に聞きたかったのは、WebCTで使いにくいと感じていた部分が、Bb9ではどうなったのだろうということです。また教えてもらおうと思います。

話題提供をの後も活発な議論が続きました。今回のテーマの演習についてだけでなく、すでにあるインフラを活用して、反転授業などもっと積極的なICTの活用ができないだろうかという、問題提起もありました。ICTは道具なのであくまでそれを使ってどのように教育プログラムや教授方法を改善できるかが重要ですが、まだまだ色々な可能性を考えるができそうです。
個人的には、来年度は授業に向けて準備を始めるよい契機となったと思います。

2014年1月5日日曜日

餡餅と大福

 ことの発端は、正月に実家でお餅を食べた時でした。1月2日だったかな、お昼に、餅を食べようということになりました。実家は九州なので、丸餅です。白餅をオーブントースターで焼いて、程よく焦げ目がついて膨らんだところを、醤油(または砂糖醤油)につけて、海苔を巻いていただきます。満足。続いて餡餅も。ところが餡餅を焼いていた家人が、全然餅が膨れないというのです。諦めて食卓へ持ってきたのですが、馴染みの餡餅と何かちがう。餡を覆っている餅がうすくて餡が透けてみえている。そう、まるで大福なのです。「これ、餡餅じゃなくて大福だよ」と私。でも、白餅を買ったのと同じお店から買った餡餅なのです。楽しみにしていた餡餅が食べられなくて内心かなり不満。
(誤解の無いように、私は大福も好きです。よく食べます。)

   疑問が湧きました。餡餅と大福ってそもそも何が違うのだろう。聞くところによると、東の方では「餡餅?何それ?大福のこと?」と言われるらしい。ちょっと調べてみました。Webで検索すると、似たような疑問を持つ方はすくなくないようです。
餡餅も大福も餡を持ちでくるむのは同じだけど、違いはこんなところでしょうか。

餡餅
  普通の白餅で餡を包む。案の量はそんなに多くない。重さにして、白餅の3分の1かそれ以下?
  白餅と同じで、硬くなるので、そのまま食べるのはつきたてのときだけ。普通は焼いて食べる。焼くと白餅と同じように膨らむ。  お雑煮に入れる地方もあるようです。

大福
 餡の量は餅と同程度かそれ以上。なので餡を包む餅の部分はうすい。硬くなりにくいように、餅に砂糖を混ぜることもある。焼かずにそのまま食べることが多い。硬くなったら温めたり、焼いたりするが、餅が膨れるようなことはない。

 焼いて膨らんだ餡餅の中から、熱々の餡が出てくるのが好きなんです。餡餅を期待していたのに、そうならなかった今回はとても残念。今年の正月最大の心残りです。(なので、今更と思いながらブログを書いている。)

餡餅食べよう。。。

2014年1月1日水曜日

2014年元旦です。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

実家の客間の一角をを占領しています。
年末年始の恒例で,実家に帰省中。のんびり過ごしたいところですが,宿題をたっぷりもらって,あまり落ち着いて休めません。実家に来てみると,テーブル式のこたつが置いてあって,いくらでも仕事をしてください?という感じ。それに,昨年までは,今ひとつ電波が弱かったモバイルルータが,今年はLTEばっちり。すっかり根が生えてしまいました。
 
 昨日の大晦日,紅白を見つつも,pcの前に時々やってきて,走らせているシミュレーションの様子を覗いたり。紅白が終わってちょっとと思ってプログラムを見ていて,ふと時計をみると午前0時。新年になってしまいました。慌てて居間に顔を出して,とりあえず「明けましておめでとう。」という有様。あまり褒められたものではありませんね。(なんとか,シミュレーションの気になっていたところはできましたが)
 
実家の床の間もお正月(そのまま)気分
迎えて,元旦です。いつも休みの日は昼近くまで寝ている娘もたたき起こさされて,新年の挨拶とおせち料理で正月を迎えました。風は少し強いですが,暖かくて過ごしやすい元日です。私は昨日と同じく,テレビを見たかと思えば,この部屋でiPadの中の資料とにらめっこです。朝はおせち料理,先ほどお昼にお餅を食べて,少し胃がもたれ気味です。あとで散歩に出ようと思います。

さて,2014年はどんな年になるでしょう。昨年は国際リニアコライダーにとっても設計から,実現へ向けた変革の年でした。世界の研究者が日本に期待していることを感じた年でもありました。年末には,来年度の政府予算にILCの調査費が計上されたというニュースもありました。今年はもっと,もっと前に進めるよう,関係者一同,努力したいと思います。
 Iあと,今年も多くの皆さんとふれあう機会があれば良いですね。昨年も,高校生の皆さんにお話する機会がありました。サイエンスカフェも仲間たちとともにもっと盛り上げていきたいと思います。
個人的には,昨年の10月くらいから悩まされている肩痛(いわゆる50肩)を何とかしたいです。いままで,2回ほど報告しました(その1その2)。その様子もときどき報告しましょう。(後数ヶ月で終わりにしたいな。。。)

今年も皆様にとって幸多い年でありますように。本年もよろしくお願いいたします。