2014年7月5日土曜日

ビデオ教材その後

先日、ビデオ教材をつくった話をした。そのときは、パワーポイントのナレーション機能を使って、プレゼンテーションに音声をいれた。まずまず使えるのだが、一番時間がかかったのは音声の入力。何度もやり直したので、3分のビデオにナレーションを入れるのに、2時間かかった。
もう少し便利な方法はないものか? パワー ポイントのナレーションは、それ自体に教材の編集機能がないので、セリフを失敗したら最初からやり直しになるのがつらい。詳しい方に聞いてみると、パソコンなどの画面を動画として取り込むのは、スクリーンキャスト(静止画はスクリーンキャプチャですね)と言って、最近はいろいろなソフトが出ているとのことだ。検索してみると、簡単な機能の無料版から高機能の有料版まで、何種類かみつかった。無料版も試したが、どうも動作が不安定。そこで、有料だが、30日試用期間がある、camtasia  を試した。

このソフトは、パソコンの画面上の操作を録画して音声を入れる機能はもちろんだが、パワーポイントのアドインとして、プレゼンテーションを直接取り込む機能をもっている。録画後の編集機能が充実しているのがパワーポイント単体との大きな違い。

まず、パワーポイントのプレゼンテーションをとりこむ。 後から編集機能できるので、言い間違えたり操作を間違えたりしても、録画は止めずにやり直して、とにかく最後まで。(といっても、1度の録画はスライド1ページから2ページ)そうしてできた録画データは、camtasia独自のフォーマットで保存されて編集できる。別々に録画したものを統合したり分割することも可能だ。後はビデオの編集と似たようなもの。言い間違えたり、間隔が空きすぎたところはカットして全体がスムースに視聴できるように編集する。便利だったのは、音量を変えることができること。別々のデータ間の音声レベルを合わせることはもちろんだが、音声の一部だけ、たとえば、語尾が不明瞭だったら、そこだけ音量を上げればかなり改善できる。編集後は各種ビデオ形式で保存。直接youtubeに投稿もできるらしい。

試しとはいえ、せっかく作ったので、授業で使っているBb9にアップした。

受講生諸君にもアナウンスしたが、まだ評判は不明だ。

はやり専用ソフトの便利さは実感できる。(それでも、かなり労力はかかるので、授業全部をカバーするのはたいへんだが、)このソフトの試用期間は後25日、もう少し使い込んで気に入れば購入してもよいとかんがえているが、実は、25日後は前期授業が終わっている。試用版だけで乗り切るか??

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