今日(2023年8月17日)も新幹線はダイヤが乱れているけど、昨日(2023年8月16日)帰省の記録。長い駄文です。。。
素粒子物理を研究しています。ツイッター(@tohru_takahs)では日常のもろもろをつぶやいています。Facebookページは http://www.facebook.com/tohru.takahs 以前のブログがノートになっています。 ホームページ: https://tohru.huhep.org/ ブログのタイトルは,最近スマートスピーカによく言ってる言葉です。「OK Google タイマー3分」
2023年8月17日木曜日
2023年8月16日新幹線大混乱体験記
2023年8月15日火曜日
核なき世界についてChatGPTに聞いてみた
今日は2023年8月15日終戦の日。授業の関係もあって毎年この時期になると戦争や平和,核兵器について考える。
今年の8月6日の広島平和近年式典では広島市長が核抑止論は破綻していると語った。核抑止論について意見はいろいろあるが、現在社会に核兵器があるのは事実だ。第2次世界大戦後の社会の形成に核兵器が影響したのも事実だろう。現在の世界に核兵器があることを踏まえて,それが無い世界とはどのようなものか考える必要があると思う。その考察は多義に渡るが,昨年末から世間を騒がしている生成AIに入力したらどのような回答が返ってくるだろう。これは昨年まではできなかったことだ。やってみよう。
以下オレンジは私がChatGPTに入力したプロンプト,黒がChatGPTの回答。なおChatGPTはGPT-4を使っている。
あなたは安全保障の専門家です。軍事技術と国際関係のエキスパートです。
はい、私は幅広いトピックに関する知識を持っており、安全保障、軍事技術、国際関係に関する質問に答えることができます。どのようにお手伝いできますか?
核兵器を廃絶した場合、核抑止がなくなります。核なき世界はどの様な世界か、軍事、国際関係の観点から述べて下さい。
核兵器を廃絶するという考えは、理論的には理想的に見えるかもしれませんが、実際には多くの複雑な問題や課題を持っています。核兵器の廃絶がもたらすであろう影響について、軍事・国際関係の観点から考察します。
軍事的なバランスの変動: 現代の大国間の戦略的バランスは、核抑止に基づいています。核兵器の廃絶はこのバランスを崩し、従来の軍事力が再び重要になる可能性があります。
再軍備競争: 一部の国家は、核抑止力がなくなったことで他国に対する脅威を感じるかもしれません。その結果、非核兵器による再軍備競争が起こる可能性があります。
局地的な紛争の増加: 核抑止のおかげで、大国間の全面戦争は抑止されてきました。核抑止がなくなれば、局地的な紛争や大国間の直接的な衝突が増加するリスクがあるかもしれません。
安全保障の保証: 核兵器廃絶後、国際的な安全保障のメカニズムが新たに必要となるでしょう。これには多国間の合意や新たな国際的な取り決めが求められる可能性があります。
不正確な核廃絶: 完全な核兵器の廃絶を確認するのは困難です。一部の国が秘密裏に核兵器を保持している可能性が常に考えられるため、信頼性の高い検証機構が必要です。
非国家主体の脅威: 核廃絶の過程で、核材料や技術が不正確なルートで流出するリスクが考えられます。非国家主体やテロ組織がこれらを入手することは大きな脅威となるでしょう。
総じて、核なき世界は一見平和的に見えるかもしれませんが、それには多くの課題や新たな脅威が伴います。そのため、核兵器の廃絶を目指す際は、これらの問題を真剣に考慮する必要があります。
上述の観点を踏まえて、今より紛争が増えない、紛争による犠牲者が今より増えない核なき世界はどの様な世界と考えられますか。
紛争が増えない、かつ紛争による犠牲者が増えない核なき世界を実現するためには、以下の要素が考えられる世界像が必要です。
強固な国際協力体制: 国家間の信頼を基盤とした、効果的で強固な多国間の協力体制が存在すること。これには、国際的な安全保障の機構や紛争解決の仕組みの強化が必要です。
透明性と説明責任: 国家の軍事活動や兵器の開発に関して、透明性を持ち、国際的な監視や検証機構に従事する姿勢が必要です。
教育と文化交流: 紛争の原因となる誤解や偏見を減少させるために、教育や文化交流が積極的に行われ、国際的な相互理解が深まる環境が形成されていること。
経済的繁栄と公平性: 資源や経済的利益を巡る競争や対立が減少するため、公平な貿易体制や資源の共有、経済的な協力が行われていること。
技術の発展: 高度な監視技術や防御技術が普及しており、潜在的な脅威を事前に検知・回避する能力が向上していること。
非暴力の原則: 紛争解決の手段として、非暴力の原則が広く受け入れられ、実践されていること。
地域的な安定性: 地域的な安定を保持するための協力機構や同盟関係が強固で、地域的な対立や緊張を未然に防ぐ取り決めや仕組みが整っていること。
このような条件が満たされた状態で、核兵器が廃絶されることで、紛争が増えず、紛争による犠牲者が増えない核なき世界が実現すると考えられます。ただし、これらの条件を整えるためには、国際的な取り組みや長期的な努力が必要です。
紛争を増やさない為の、核に変わる抑止力の可能性の観点から述べて下さい。