2016年5月22日日曜日

遠近コンタクトとめがねを両方使うと?

数年来,遠近コンタクトレンズと遠近めがねを使っている。昼間はコンタクト,夜はめがねだ。しかし,「近」の方がそれほど強くなかったので,遠近を使っているという感じはそれほど無かった。それと,コンタクトは交代視のハードレンズ,これは,視線を動かして,遠いところを近いところを見分けるタイプ。遠近めがねも同じなので,両方つかっていても違和感はなかった。

だが,今年になって続けざまに2回,コンタクトレンズを紛失した。紛失の場合,割引価格で新しいものを購入できる契約だったが,続けて2回はちょっとショック。そこで,2週間追捨てのソフトレンズに変えた。ついでではないが,よる年並みには勝てず近い方ももう少し強くなった。

 ソフトタイプの遠近コンタクトレンズは,同時視という方法で遠近を見る。レンズ上の遠用部と近用部が近接していて,網膜上には遠用部,近用部が同時に像をつくる。後は,脳がピントのあった方を認識するということだ。そんなことをあるのか?と思うが,視線を動かさなくても,遠近両方見えるのは確かだ。
 
 コンタクトレンズを代えて最初の1週間は快適だった。コンタクトショップでは,「慣れるまで時間がかかるかもしれない。ハードから変えたので,徐々に角膜の形が変わって見え方も変化するかもしれない」と言われていた。しかしそんなこともなく,問題無さそうと思ってら,1週間を過ぎた辺りから頭痛がでるようになった。特に近いところ見るときにひどい。どうなるかと思ったが,さらに1週間くらいたつと,少しずつ改善してきた。このままでも大丈夫かと思ったが,念のためコンタクトショップで検査してもらって,遠用の度をすこしおとして近い方との差を小さくすることにした。それでも遠方視力は両眼で1.2くらいあるのでOKだろう。

ところで,ソフトコンタクトは2週間使い捨てタイプにしたが,もちろん2週間はちゃんとケアしなければならない。毎日のケアはハードレンズと比べるとちょっと手間がかかる。海外出張時の長時間のフライトとその後移動などの時は,めがねの方が良いだろう。今まで使っていためがねは夜室内で使うことが主な用途だったので,遠方視力を弱めにしているし,フレームもごつい(安いもの)。思い切ってめがねも新調することにした。今度は,遠方視力も乱視もきっちり調整。近いほうも少し強くした。
 
 遠近めがねというのは,累進レンズをつかっている。レンズの中央から上部が遠用,下部が近用になっていて視線を動かして見る仕組みだ。一方,遠近ソフトコンタクトは同時視タイプ。それにソフトコンタクトレンズには乱視の矯正は入っていない(遠近ではできないらしい)。つまり,昼間使うソフトコンタクトと,夜使うめがねでは,見る原理も矯正の度合いも方法も違っている。今日新しいめがねができたので,数時間使っている。新しいめがねの度になれてきたところだ,累進レンズ上の視線の動かし方は,もう少し慣れる必要がりそうだ。
明日の朝,同時視タイプのコンタクトレンズをつけたらどうなるのかな?

自分の体で人体実験やってるみたいだ。。