2014年4月6日日曜日

イギリスとフランスでsimを買ってみた。実践編


ロンドンとパリでsimフリーのモバイルルータを使った話。準備編に続いて実践編。

まずイギリスから。

イギリスのヒースロー空港に到着。
日本からのフライトが到着するターミナル3の自販機にはEEのsimは無いとのことだった。行ってみると確かにEEはない。しかし、手荷物を受け取って電車乗り場に行く途中にまた自販機があったので、覗くとEEのデータ専用simがある。
2GB,30日有効でで20ポンド。データ料金は2GB、15ポンドなので、5ポンドがsimの値段(空港料金?)というところか?   イギリスには1.5日しかいないので2GBもいらないし、空港内はロンドン市内の店より高いとう話も聞くが、市内で直ぐに支店が見つかるかどうかわからないので、とにかく購入。マイクロsimだがmini、ノーマル用のアダプタも付いている。
ヒースローで買ったsim
ヒースロー空港ターミナル3の
バゲージクレームを出たところの自販機で購入。
データ2GBの通信料込みで20ポンド
早速、市内へ向かう電車の中で開封。試しに、simアダプターを挿して確かめてみた。しかし、これが大失敗。挿したら抜けない!どうにもならないので、一旦諦めてホテルに行く。ホテルでネットに繋いで検索すると、同じ様に困った方が沢山見つかった。なんとアダプター単体の挿入はご法度だった。simは、挿入した後上からバネのような電極で抑えるので、simのないアダプターを入れると、本来simのあるべきところに電極が引っかかってしまう。アダプタの差し込むとき手前になる方を壊して、そこからsimと同じ厚さの板を挿してそっと抜き出すしかないらしい。simに付いていた台紙を切って,それを差し込んで抜き出すことができた。

simの内容
simセットの中身。左の台紙にマイクロsimがついている。
右が,壊したアダプター。 アダプタだけを挿して
とれなくたったので,下部(差し込む時の手前)を壊して
そこから台紙の切れ端を差し込んで取り出した。
simアダプターの一部を壊してしまったが、他に代えは無いので、だましだまし使うことにした。手前側の押さえが無いので使用中にsim本体が抜ける心配があったが、GL01Pはsimの挿入口にふたたるのでなんとか大丈夫だった。

wifiルータの電源を入れて、プロファイルをあらかじめ設定しておいたEE用に切り替える。直ぐに3Gの電波を捕まえた。携帯会社の表示はVirginとなっている。しかし、webページにアクセスしても、全く表示されない。ネットには繋がっているので、プロファイルの問題ではなさそうだ。simをactivateしなければならないようだ。説明書によると,ブラウザを立ち上げると自動的にactivate画面になると書いているがそうならない。iPadなどのタブレットに直接挿せばそうなのだろうが、モバイルルーターなので,デバイスから直接webページにアクセスできないのが理由だと思う。どうにもならないので、その日は諦めた。
(このときは20ポンド無駄にしたかな、、と思ってちょっとがっくり)

 翌日街を歩いていると、EEの看板が直ぐに目にはいった。早速、店に入って店員に聞くと、add-on.ee.co.ukにアクセスせよとのこと。そもそもネットに繋がらないのでどうすれば良いのだろう。私が変な顔をしていると、その店員がやっくれた。iPadを手渡すと手慣れた様子で、safariから接続、ものの30秒でactivate終了。simをactivateしていなくてもそのページには繋がるのだ。開通後は同じページで。データの使用量の確認ができる。
街のどこでもネットに繋がるのはやはり快適。滞在は1.5日だったので2GBはとても使い切れないが、20ポンドならば、許容範囲だろうか。次の機会があったら、ヒースロー空港ではなく、街中のEEショップで買ってみよう。

フランス編


ユーロスターで、パリへ移動。列車内もトンネル以外では使えたが、ものの30分でユーロトンネルに入るので、そこで終了。
ユーロトンネルを抜けてフランスへ入ったところで、add-on.ee.co.ukに繋ぐと、ローミングサービスのページが現れた。イギリス国内の2GB分はまだまだ余っているが、イギリス外でローミングをするには、別にチャージ(top upと言います)しなければならない。
料金は
  20MB    1日有効      1ポンド
100MB    1日有効      3ポンド
200MB  30日有効  35ポンド
ちょっと高いし、それにwebページのtop upボタンが反応しなかったので断念(多分ユーザー登録が必要だったのだろう。)

夕方パリの宿に着いて、ORANGEの支店を検索すると、近くに2店ある。そのうちの一つが19:30まで営業となっていたので早速行ってみた。ところが、支店の前に来ると営業は19:00までとなっている。うーん。まあ仕方が無い。

 翌朝10:00の開店に合わせて行く。モバイルルーターを見せて、データ用のprepaid simが欲しいというと、直ぐに対応してくれた。500MBで9.9ユーロ。数日の滞在ならこれで十分だし、もし必要ならばtop upもできるとのこと。店員のお兄さんは結構良心的だ。IDが必要ということで,パスポートで登録。ルーターのプロファイルをこれも予め設定しておいた、Orenge用に変えて早速接続。電波は拾うが、回線に繋がらない。(アンテナは4本だが、横に3Gのマークが出ない)。店のお兄さん、すこし悩んで、「これはデータ専用のルーターなのか?」と聞く。そうだというと、電話と思って通話とデータ両用のsimにしたと言って、データ専用のsimに取り替えてくれた。今度は問題なく接続。その後は快適にネットライフを満喫できた。
ルーターの画面
パリでorangeにつながったルーターの画面。
3Gでoarange.frにつながっていいる。


感想


イギリスは、ヒースロー空港のいたるところにsimの自販機があって便利。3G対応のsimがターミナル3で買えることが分かったのは収穫だった。

sim自体に付属していると説明書は詳しくないので設定に戸惑うことは十分あり得る。今回、APNなどの設定情報を予め調べてルーターを設定して行ったが、それがなかったらもう少し手間取っていたと思う。まあ、ロンドンもパリもEEやOrange の支店はいたるところにあるので、最初からそこに行くのが良いかもしれない。

ところで,今回買ったsimを日本に帰ってからルータにいれるとどうなるか?やってみた。






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