2014年1月5日日曜日

餡餅と大福

 ことの発端は、正月に実家でお餅を食べた時でした。1月2日だったかな、お昼に、餅を食べようということになりました。実家は九州なので、丸餅です。白餅をオーブントースターで焼いて、程よく焦げ目がついて膨らんだところを、醤油(または砂糖醤油)につけて、海苔を巻いていただきます。満足。続いて餡餅も。ところが餡餅を焼いていた家人が、全然餅が膨れないというのです。諦めて食卓へ持ってきたのですが、馴染みの餡餅と何かちがう。餡を覆っている餅がうすくて餡が透けてみえている。そう、まるで大福なのです。「これ、餡餅じゃなくて大福だよ」と私。でも、白餅を買ったのと同じお店から買った餡餅なのです。楽しみにしていた餡餅が食べられなくて内心かなり不満。
(誤解の無いように、私は大福も好きです。よく食べます。)

   疑問が湧きました。餡餅と大福ってそもそも何が違うのだろう。聞くところによると、東の方では「餡餅?何それ?大福のこと?」と言われるらしい。ちょっと調べてみました。Webで検索すると、似たような疑問を持つ方はすくなくないようです。
餡餅も大福も餡を持ちでくるむのは同じだけど、違いはこんなところでしょうか。

餡餅
  普通の白餅で餡を包む。案の量はそんなに多くない。重さにして、白餅の3分の1かそれ以下?
  白餅と同じで、硬くなるので、そのまま食べるのはつきたてのときだけ。普通は焼いて食べる。焼くと白餅と同じように膨らむ。  お雑煮に入れる地方もあるようです。

大福
 餡の量は餅と同程度かそれ以上。なので餡を包む餅の部分はうすい。硬くなりにくいように、餅に砂糖を混ぜることもある。焼かずにそのまま食べることが多い。硬くなったら温めたり、焼いたりするが、餅が膨れるようなことはない。

 焼いて膨らんだ餡餅の中から、熱々の餡が出てくるのが好きなんです。餡餅を期待していたのに、そうならなかった今回はとても残念。今年の正月最大の心残りです。(なので、今更と思いながらブログを書いている。)

餡餅食べよう。。。

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