2014年5月15日木曜日

シカゴに行って来た。

シカゴ・オヘア空港のラウンジでこれを書いている。今回はアメリカ リニアコライダー研究会でフェルミ国立研究所(Fermi National Accelerator Laboratory=FNAL) に行って来た。研究会はまだ終わっていないのだが、授業があるのと、週末にILCの講演会があるので一足先に帰国することにした。研究会の話は別の機会にして、今回初めて体験したことを書こう。

 アメリカの多くの研究所にたがわず、FNALも車がないとどうにもならないので、シカゴ空港でレンタカーを借りて移動した。(ちなみにレンタカーを借りると到着日と出発日を除いて日当が半額になる。別に好きで借りているのでは無いのだが
カーナビ付きの車にしたのだが、これがくせものだった。空港で車に乗って、さあ目的地のセット。ところが、目的地のセットボタンを押しても地図も出ないし、住所の入力も出来ない。自動的にコールセンターに電話がかかるのだ。最初、訳が分からなかってのだが、車には地図データも何もなくて、コールセンターに行き先を伝えると、その都度データがダウンロードされる仕組みのようだ。英語で住所のなどの固有名詞を伝えるのは結構大変だ。ホテルは全米チェーンだったこともあって、名前をいうと何とか理解してくれた。手間取ったのは翌日、Fermi National Laboratoryに行きたいと言ったのだが、それが通じない。コールセンターは全米をカバーしている拠点でやっているのだろう。Fermi研究所など全く知らない。それは個人宅かなどと聞いてくる。イリノイ州のFermi、National Laboratoryだ。F E R M I と綴りを伝えると、5分くらい調べて、ようやく答えが帰ってきた。Kerk road とPine roadかと聞かれたがこんどはこちらがしらない。Fermi National Acceleratorかと言って来たので、そうだと伝えてやっと通じた。最初のに伝えた時にAcceleratorが抜けていたので、検索しても出てこなかったのだろうか。あ〜面倒。
その後は研究所とホテルの往復だけだったので問題なかったが、最後に空港に戻る時に一悶着。
Chicago O’hare Airportが通じない。こちらの発音が悪いのは分かっているが、幾ら何でもアメリカ有数の空港だし想像がつくだろうと思ったのだが甘かった。先方が分かったと言って行き先が車にロードされたのだが、気になったのでセットされた住所をgoogle mapで検索すると、シカゴ近くの別の空港。Chicago Airportと言ったときにイリノイ州かと聞いて来たのでもしかして知らないのでないかと疑ったのだが、、、もう一度コールセンターに接続して、Chicago O'Hare Airportと言うと、こんどは一回で通じた(接続する度に別のひとになる)。全く通じないほどひどい発音ではなかっのだよ。さっきのは何だったのだろう??

それにしても、車に地図データがないので、ナビの指示も交差点とインターチェンジでの方向の指示だけ、どこを走っているかなんで全く分からない。不便でしかたがない。昔の手で入力するナビの方がよっぽど使いやすかった。次回レンタカーを借りるときはナビも指定しようかな。


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