2013年1月20日日曜日

名刺の自販機は売れるのか?


 いつの頃からか名刺は一応持っている。とは言っても,毎日のように名刺を交換することはないので,十分な数を常備、とまではいかない。
 今回の出張も,名刺が必要かな,と思いつつ,ついつい忘れていた。当日は早朝の出発。飛行機のなかで,あれっ,と思って名刺入れを見たら2枚しかない。これはこころもとない,でもどうしよう,ということで,羽田についてすぐに“東京駅 名刺”で検索。そうしたら,印刷屋さんのスピードサービスと並んで,名刺自動販売機というのが見つかった。経験談を読んでみるとそれなりに使えるようだ。東京駅構内にもあるらしい,とにかく挑戦。webの情報よると,とても見つけにくいと言うこと。時間もあまりなかったので,案内所のお姉さんに聞いてみた。「あの,,名刺の自動販売機というのがあるそうなのですが,,」 きっと資料を取り出して調べるのだろうなと思ってたら「それでしたら,ここをまっすぐ行かれてエスカレーターを降りたら右にあります。」と即答だった。(あれれ,よく聞かれるのかな?) 言われたとおりにエスカレーターを降りて右に行ってみる。ない,,いや見つからない。。注意していたにも関わらす見逃してしまった。いちど戻ってみると,,あった,本当にわかりにくい。大きな自動販売機のよこにひっそりと置かれている。大きさと雰囲気は,観光地の土産物屋でメダルを買ってそれに印字する,印字機のような大きさと形。それが看板もなにもなく,通りすがりの場所に置いてある。なるほど,あると思って探さないと絶対に見つからない。

とにかく使って見よう。お金をいれて,デザインを選ぶ。デザインは縦書き,横書き,結構選択肢がある。一番シンプルなのを選んだ。つぎは,社名,所属,名前,住所,などを入れていく。タッチパネルから順番に入れていくだけなので操作に迷うことはない。だが,入力は結構めんどくさい。一言で言うと古い。文字のならびが50音だったりabc順だったりするのは,汎用にするためしかたないかな,と言う気もするが(少なくともこれを作った頃は),タッチパネルの反応がすこぶる悪い。一度タッチしただけなのに,2文字,3文字入ってしまう。それと文字を確定しないと修正できないとか,カーソルがない(間違うとそこまで全消去して打ち直し)などなど。入力はなかなか根気がいる作業だった。それでも10分くらいで,大学名,所属名,氏名,住所,電話,e-mailと必要な情報を入れることができた。

印刷すると,インクジェットのカード用紙,A4 1枚にカード8枚分が印刷されていて,手で切り目にそって切り離す様になっている。(実は私が通常持ち歩いているのもこのタイプ。)この写真の

ようなできあがりだ。
(写真の色が良くないのはカメラのせいで,実際はちゃんと白地に黒の印刷です)
味も素っ気も無いが,緊急用としては十分じゃないかな。

出張先で役に立たなかったらちょっと寂しいと思ったけど,2枚以上の名刺交換をしたので,作っておいてよかった。これを受け取った方,味も素っ気も無い,と思ったかもしれませんが,1枚50円なのですよ。。

さて,この名刺自動販売機,機械の古さとか,都内でもあまりたくさんおかれていなことから,それほど大きく展開してることはなさそう。でも需要は少ないのだろろか?東京駅の案内の方も即答したくらいなので,当てにする人はそれないりにいるのではないだろうか?お客さんが見つけやすいようにとか,もっと使いやすくとかすれば,もっと繁盛しないのかな。。広島に登場するかどかわからないけれど。

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