2021年4月19日月曜日

たぶん耳硬化症

 十年以上になると思うが,左耳が中程度の難聴。右が正常なので日常生活のそれほどの支障はないのだが。。

原因は多分耳硬化症だと言われている(本当の理由は手術して直接見ないと分からない)。これは手術すると改善する可能性が高いのだが,耳の手術をするとしばらく(1ヶ月くらい)は気圧の変化はだめ。つまり飛行機に乗れない。

昨今遠隔会議がふえて,特に自宅からやる場合はイヤホンを使う。Youtubeにもいろいろ面白い動画が充実しているがその視聴も基本はイヤホン。すると,片方の耳が聞こえにくいというのは結構影響が大きい。ところが,遠隔会議が増えたのと同じ理由でここ1年ほとんど出張がない。つまり飛行機に乗っていないのだ。たぶんこの状況はしばらく続く。ならばこの機会に耳の手当をしようか。。と思い立った。

2月15日

 近所の耳鼻科を訪問。聴力検査の結果はいつものとおり。

  鼓膜を通した聴力は60dB程度だが,骨伝導はほぼ正常。

  鼓膜の動きをみる検査も異常なし。耳硬化症の疑い高し。

ということで広島市民病院に紹介状を書いてもらう。

3月1日

 広島市民病院で検査。 

  改めて聴力検査と,初めてCTを受けた。被ばくに関する同意書に吸収線量が書いてあったので,それから換算すると実効線量で4 mSvくらいの被ばくか。

   医師から説明を受けたのだが,あいている手術日が6月までないという話。諦めかけたのだが,4月にキャンセルがあっていまらそこでできる。ということで仮予約をして最終決断は4月の自分のスケジュールなどをみてから返事をすることにした。

3月18日

 広島市民病院に行って,手術する旨をつたえる。15年ほど前に心筋梗塞をやっているので,心電図と超音波診断をうけて循環器科に回る。そちらも問題ないだろうということで,

決定。

3月19日

 手術前の検査医。また聴力検査。味覚の検査もあった。顔の神経が手術部位の近くをはしっているので,そこになにかあると味覚に問題がおこるらしい。そこで事前にしらべるんだと。。

3月25日

  医療支援センターで入院に関する説明いろいろ。

  寝間着とかタオル何枚とか,洗面セットとかこまごまあるのよね。。

3月31日

  手術が全身麻酔になるので,事前に歯科医で歯の検査とクリーニング。

  虫歯は無し。久しぶりに歯石をとってもらって,歯がす~す~。。

4月13日

  手術日が決定。4月23日

  入院は4月22日から退院はいまのところ30日。

コロナのため,見舞い面会は不可です。

長くなったので準備の続きはこのあと。。

2021年4月16日金曜日

授業動画がプチっとバズった?

 昨年度,コロナウイルスのため授業のほぼすべてが遠隔になった時期,大学の授業をYoutubeで配信しようという事業が学長の肝いりで始まった。名付けて「知を鍛える 広大名講義100選」なんともすごいネーミングだが,私も1コマ録画した。授業といっても研究内容を一般向け話したもの。録画したのは昨年6月だったが,著作権処理などに時間がかかったようで,今年の2月中旬にようやく公開された。「宇宙創成の謎に挑む 素粒子物理学」。素粒子物理学なのだが,webサイトでは宇宙の中に入っている。まあそうだろうな。。果敢にも英語版も作ったのだ。。まあそんなに視聴者いないだろうと思っていたのだが,先日反響が大きいので今年も動画を作りたいという連絡が来た。あれっと思ってYoutubeをみると,今日(2021年4月16日)現在で30万を超える視聴数。2ヶ月で30万はなかなかのものではないかな。。。ちょっとびっくりだ。。これがつづけばユーチューバーになれるのか??

というわけで,私の動画はこちら



ちなみに英語版の視聴数は666回(2021年4月16日)(それでも,英語のサイトに掲載されている中では一番多いのだ。。。。)

2020年12月31日木曜日

2020年

 今年はどんな年だったか。やはりコロナの年。自分にとってはリモートの1年だった。ブログもその事について書いたものが多めだ。

年明け早々、まだコロナが大変な事になる直前。研究者中間とシンポジウムを開催した。これはコロナとは関係なく、東京の主会場と東北、広島、福岡を繋いだ、ネットの得意な高エネルギー物理屋ならではのシンポジウム。今から思えば対面の講演会開催にはギリギリのタイミングだった。

そのすぐ後には、4月からの授業の対面開催が心配になってきた。対応を考えなければならないのに大学の動きが見えずジリジリしていた。結局4月からの授業はリモートになった。多くの教員にとっては大変だっただろう。私もできるサポートはしたつもり。と、他人事のように書いているのは、自分とってリモート授業は何年も前からやっていて新しいものではなく、ほとんど苦労していないからだ。

その代わりと言ってはなんだが、大学で「何々講演会、今年はどうしましょう(無理かな?)」と言う話が出た時に、つい「リモート開催すればどうですか」などと余計な?事を口に出してしまう。悪い癖だ。言ったからにはやらねばならず、中学生・高校生科学シンポジウムノーベル賞解説講演会 (ブログはこちら)のオンライン開催、配信関連をほぼ全部請け負った。完璧とはいかないがまずまずのできと言うところか。そう言えばM先生の九大向けリモート授業もお役に立てたかな。

私的なところでは、4月に大学に入学した娘が全部リモート授業。4月からいなくなる予定が9月まで自宅に居た。おかげで?他大学のリモート授業の様子をちかいま見る事ができたが、、

さて来年は、

まずコロナが収束して、対面でやるべきものは対面でできるようになる事を願いたい。その上で、リモートの良いところを取り込んで、これまでより充実した授業やシンポジウムをできるようにしたいものだ



2020年12月12日土曜日

ノーベル賞解説講演会

 広島大学理学融合教育研究センターが毎年開催しているノーベル賞賞解説講演会、今年はzoomを使ったオンライン開催となった。広島市こども文化科学館との共催となった事もあり、140人を超える方々に視聴していただくことができた。

少しは聞く人がいた方が講演者も話をしやすいだろうということで,講演者と開催関係者、数名の学生が学内の講義室にあつまって配信した。100名定員の講義室に10人に満たない人数だったが,それでもマスク着用して間隔を開けで座り,さらに講演者の前にはアクリル板を設置するなど,感染拡大には気を使った。

オンライン開催で質疑応答などうまくできるか心配もあったが、比較的スムーズに行った様だ。質問はslidoというwebサイトを使い講演中に自由に投稿してもらった。講演後の質疑ではzoomの「手を挙げる」機能を使って質問も受け付けた。slidoでの質問と音声での質問をうまく合わせて仕切る事ができるか、やってみないとと分からない所もあったが、それほど混乱もなく進める事ができたと思っている。来週には参加された方にお願いしたアンケートの結果ででるのではっきりしたことがわかるだろう。

トラブルといえば、最初の講演の時音声が良くなかった。すぐにチャットで指摘があり、マイクの配置を変えて何とか対処できた。実は私は配信されている音声も聞いていて、ちょっと音が悪いが許容範囲と思っていたのだが、聴いている皆さんはもっと厳しかった。

 今年140名の方の参加があったのだが、実はこれまで広島市内で実施していた時は20人くらいだった。100人以上増えたわけだ。オンライン開催の良いところだろう。一方これまでは,参加人数は少なかったが休憩時間や講演会後に参加者の方々とじっくりお話をする機会があった。今回,質問はたくさん頂いた、質疑などのやりとりはやはり対面が良いかなと思う。

 と言う事で来年の講演会のやり方が見えたようだ。人数はそれほど多くなくても,来ていただける方は会場で直接聴いていただく。それをオンラインでも配信。いわゆるハイブリッドだ。今日配信した講義室にもっとたくさんきて貰えば良いだけだから,今年とほとんど変わらずにできる。来年の今頃は新型コロナが収まり、新方式の講演会ができると願いたい。


ところで、私は今回、オンライン配信のテク担当。

ノートpcに外部ディスプレイをつけて、スピーカーフォンをつけてzoomを立ち上げて、Web会議の操作。さらに横に置いたiPADで配信の様子をモニター(イヤフォンで音も聞いている)。

これをやりながら同時に司会をしていた。(つまり自分が司会で喋っている声も、少し遅れてイヤホンから聞こえてくるのだ。) せめて配信周りの写真くらい撮っておきたかったが余裕なし。すっかり忘れてた。と言うわけでこのブログも文字だけ。ちょっと残念。。




2020年12月9日水曜日

ドコモの新携帯料金

 ドコモのahamoという新料金が話題のようだ。2980円(税抜き)で20GB,5分以内の国内通話無料ということ。 確かにこれまでの料金と比べると安価だ。  

 このプランのもう一つの特徴は,ネットですべて契約できること。ショップに行かなくてもよいのだ。なので,ショップで店員さんに聞かなくても自分でできる人にとってはありがたいだろう。いままでいわゆる格安スマホ(MVNO)がやってきたビジネスモデルだ。  
 
大手の携帯ショップにいくと,店員さんと客が時間をかけて相談しながら携帯端末から料金プランまできめている。何度かショップに行ったことがあるが,どの店員さんもとても複雑な料金体系や端末の種類などとてもよく知っている。その教育にかかる労力たるやそうとうなものだろう。それが価格反映するのは仕方が無いと思っていた。
 一方で,自分でできる人は,ネットから安い料金のMVNOを契約すればよかった。大手と格安会社はそんな棲み分けをしていた。そこにドコモが店頭販売不要の格安料金をつくってきた。 

 楽天潰しなんていわれているが他の格安携帯会社にとっても脅威だろう。じつは,身内のどこもショップも店頭販売がへって苦しい状況になるという話も聞く。

 政府が日本の携帯料金が高いといったことから始まったけど,高いのは高いなりの理由というか,高く設定してその他のサービスと一緒に販売するモデルだったわけで,それを壊すとどうなるか。 私は以前からMVNOの契約。3人家族合計で月額5000円行かないくらなのでたぶんahamoに変えることはないが,今後の成り行きが興味深い。

2020年11月5日木曜日

大統領選挙の結果が出る前に。。

昨晩の時点ではあと4年トランプ氏かとおもっていたら,今朝はバイデン氏優勢との報道。まだどうなるか分からないね。 そこで,結果の出る前に,あと4年トランプ政権が続くという過程の妄想。。  過去4年,世界はトランプ氏に振り回されて来たのは本当だろう.ツイッターで何かつぶやくたびに株価は乱高下。INF条約破棄,パリ協定離脱,中東では,,,などなど。 でも,世界が大きく変わったかというと,案外そうでもない? この4年間世界は対トランプ体制,つまり彼が何をしても世界はそんなに揺れない,をつくってきた(その方向にするしかないよね)。新型コロナウイルスという予想外の大変動はあったが,これはトランプとは無関係。  今後4年トランプ政権が続くとしたらさらにそれが強まるだろう。4年先には世界がトランプ慣れ。もちろん世界最大の経済大国であり軍事大国なので影響がなくなることはないが,まあ勝手にどうぞって感じがますます強くになってくのではないか。  アメリカ国内はどうだろう,世界最強のCDCがあるにもかかわらず,新型コロナは最悪の状況,人種差別が顕在化し暴動も多発などなど。現政権が後4年続くとアメリカ社会が大きなダメージを受けることは避けられないだろう。 で,4年後は? 世界はトランプ政権をなだめすかしてそれなりに平穏に進む。一方でアメリカの国内情勢は悪化。 その後の米政権はそれをなんとするために,結局世界と共に歩むように軌道修正をせざるを得ない。ただではできないだろうね。国内の資源を使って世界に代償を払うことになる。世界から物を買う,世界組織に大きな資金を供給する,などなど。。アメリカの国力は下がって,その分世界は潤う。。。 のかな。。。

2020年8月6日木曜日

核抑止を少しだけ考えた

 今日は8月6日,広島原爆から75年。毎年この時期になると,平和について少しだけ考える。8月6日というだけでなく,授業でそれに関連した話をすることがあるからだ。

 平和公園で開かれた平和記念式典での広島県知事の挨拶に,以下のような言葉があった。

 「なぜ,我々広島・長崎の核兵器廃絶に対する思いはこうも長い間裏切られ続けるのでしょうか。それは,核による抑止力を信じ,依存している人々と国々があるからです。しかしながら,絶対破壊の恐怖が敵攻撃を抑止するという核抑止論は,あくまでも人々が共同で信じている「考え」であって,すなわち「虚構」に過ぎません。」

核抑止論が,人々が信じている「考え」,「虚構」であるのは,その通りだと思う。言い換えると,実態をもたない抽象的な概念だ。しかし,人々が信じている抽象的な概念という意味では,宗教も国も同様だろう。 ハラリはよく1ドル札の例を話す。「1ドル札という紙切れに価値がるのは,それを世界中の人が信じているから。アメリカが大嫌いなテロリストもドルは信じている。」 実態の無い虚構を何十億人の人が信じて協力することが人間の特徴であり,人類の発展の言動力であり,争いが絶えない理由でもある。「数千万人が1日信じる虚構はフェイクニュース。数億人が1000年信じる虚構は宗教。」なのだ。

 「虚構」を信じるのは人間の特質の根本に関わることなのでそう簡単に変えることはできない。

知事の言葉は,このようにつながっていた。
もちろん,凝り固まった核抑止という信心を変えることは簡単ではありません。新しい安全保障の考え方も構築が必要です。」

新たな虚構をつくり挙げることによって,核抑止論をやめさせようということか。