2020年12月12日土曜日

ノーベル賞解説講演会

 広島大学理学融合教育研究センターが毎年開催しているノーベル賞賞解説講演会、今年はzoomを使ったオンライン開催となった。広島市こども文化科学館との共催となった事もあり、140人を超える方々に視聴していただくことができた。

少しは聞く人がいた方が講演者も話をしやすいだろうということで,講演者と開催関係者、数名の学生が学内の講義室にあつまって配信した。100名定員の講義室に10人に満たない人数だったが,それでもマスク着用して間隔を開けで座り,さらに講演者の前にはアクリル板を設置するなど,感染拡大には気を使った。

オンライン開催で質疑応答などうまくできるか心配もあったが、比較的スムーズに行った様だ。質問はslidoというwebサイトを使い講演中に自由に投稿してもらった。講演後の質疑ではzoomの「手を挙げる」機能を使って質問も受け付けた。slidoでの質問と音声での質問をうまく合わせて仕切る事ができるか、やってみないとと分からない所もあったが、それほど混乱もなく進める事ができたと思っている。来週には参加された方にお願いしたアンケートの結果ででるのではっきりしたことがわかるだろう。

トラブルといえば、最初の講演の時音声が良くなかった。すぐにチャットで指摘があり、マイクの配置を変えて何とか対処できた。実は私は配信されている音声も聞いていて、ちょっと音が悪いが許容範囲と思っていたのだが、聴いている皆さんはもっと厳しかった。

 今年140名の方の参加があったのだが、実はこれまで広島市内で実施していた時は20人くらいだった。100人以上増えたわけだ。オンライン開催の良いところだろう。一方これまでは,参加人数は少なかったが休憩時間や講演会後に参加者の方々とじっくりお話をする機会があった。今回,質問はたくさん頂いた、質疑などのやりとりはやはり対面が良いかなと思う。

 と言う事で来年の講演会のやり方が見えたようだ。人数はそれほど多くなくても,来ていただける方は会場で直接聴いていただく。それをオンラインでも配信。いわゆるハイブリッドだ。今日配信した講義室にもっとたくさんきて貰えば良いだけだから,今年とほとんど変わらずにできる。来年の今頃は新型コロナが収まり、新方式の講演会ができると願いたい。


ところで、私は今回、オンライン配信のテク担当。

ノートpcに外部ディスプレイをつけて、スピーカーフォンをつけてzoomを立ち上げて、Web会議の操作。さらに横に置いたiPADで配信の様子をモニター(イヤフォンで音も聞いている)。

これをやりながら同時に司会をしていた。(つまり自分が司会で喋っている声も、少し遅れてイヤホンから聞こえてくるのだ。) せめて配信周りの写真くらい撮っておきたかったが余裕なし。すっかり忘れてた。と言うわけでこのブログも文字だけ。ちょっと残念。。




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