今年はどんな年だったか。やはりコロナの年。自分にとってはリモートの1年だった。ブログもその事について書いたものが多めだ。
年明け早々、まだコロナが大変な事になる直前。研究者中間とシンポジウムを開催した。これはコロナとは関係なく、東京の主会場と東北、広島、福岡を繋いだ、ネットの得意な高エネルギー物理屋ならではのシンポジウム。今から思えば対面の講演会開催にはギリギリのタイミングだった。
そのすぐ後には、4月からの授業の対面開催が心配になってきた。対応を考えなければならないのに大学の動きが見えずジリジリしていた。結局4月からの授業はリモートになった。多くの教員にとっては大変だっただろう。私もできるサポートはしたつもり。と、他人事のように書いているのは、自分とってリモート授業は何年も前からやっていて新しいものではなく、ほとんど苦労していないからだ。
その代わりと言ってはなんだが、大学で「何々講演会、今年はどうしましょう(無理かな?)」と言う話が出た時に、つい「リモート開催すればどうですか」などと余計な?事を口に出してしまう。悪い癖だ。言ったからにはやらねばならず、中学生・高校生科学シンポジウム、ノーベル賞解説講演会 (ブログはこちら)のオンライン開催、配信関連をほぼ全部請け負った。完璧とはいかないがまずまずのできと言うところか。そう言えばM先生の九大向けリモート授業もお役に立てたかな。
私的なところでは、4月に大学に入学した娘が全部リモート授業。4月からいなくなる予定が9月まで自宅に居た。おかげで?他大学のリモート授業の様子をちかいま見る事ができたが、、
さて来年は、
まずコロナが収束して、対面でやるべきものは対面でできるようになる事を願いたい。その上で、リモートの良いところを取り込んで、これまでより充実した授業やシンポジウムをできるようにしたいものだ
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