$ v = 50km/h \approx 16.1 m/s $
スピードスケートのトラックのカーブは図のようになっている。
$\frac{v^2}{r}=\frac{16.1^2}{28}\approx 9.3 m/s^2$
重力の加速度は約$9.8m/s^2$なのでほとんどそれに近い数字だ。つまり自分の体重に匹敵する力に対抗してカーブを曲がっているのだ。少しのミスで外側にコースアウトしてしまうのも納得できる気がする。
ところで自動車のタイヤの摩擦係数は乾いたアスファルト上で0.8くらいらしい。すると車が耐えられる(曲がることができる限界の)横gは0.8gと考えることができる。スピードスケートの選手は,乾いたアスファルト上のでの自動車の限界を超えた急カーブを氷の上で切っていることになる。
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