2013年4月21日日曜日

ちっちゃなサイエンスカフェやりました

 先日ちっちゃなサイエンスカフェをやるという話をしました。場所は西条酒蔵通りの、くぐり門珈琲店。とてもいい雰囲気のお店です。
くぐり門。門の左が珈琲店。右は観光案内所です
理学部の皆さんと、何度かサイエンスカフェをやったり、昨年は、サイエンスパブと称して、お酒を酌み交わしながら、科学の話をする会もやりました。今回は、コーヒーでも飲みながら、雑談(放談?)しょうか、と言う趣旨です。サイエンスカフェスタッフの学生,小坂さんが,企画してくれました。
 サイエンスカフェやサイエンスパブの時は,スライドや写真を準備して,それをお見せしながら,お話しました。それはそれで,楽しいのですが,やはりこちらから話すことが多くなります。そこで,今回私は全くの手ぶらで行きました。スタッフの皆さんに「今日は手ぶら」と言ったら,それは珍しい,という反応でした。(私は,いつも,モバイル機器をいろいろ持ち歩いているのです。今回もさすがに携帯はもっていましたが) 
私としては,丸腰で立ち向かう心境。なんだかいつもより緊張ぎみでした。でもそこは,おなじみのファシリテータ,寺本さんにお任せすればなんとかなるだろう,という楽観的な乗りで,,,,

 さて,10人くらいの方に集まっていただくことができました。実は珈琲店は営業中で,その一角を借り切って挙行です。途中でこられたお客さんはちょっと驚いたようです。(当たり前か,,)
まず,簡単に自己紹介をして,最近新聞にも載った,暗黒物質の話から。後は,その場の成り行きにまかせて,進んでいきました。来ていただいた方の中には,サイエンスカフェやパブに来ていただいた方や,かなり詳しい(と言うかするどい)方もいて,,,「話が続くかな,,」との心配は全く杞憂。気がついたら2時間をこえていました。話をしながら,寺本さんがホワイトボードにメモをしてくれます。こんな感じです。
寺本さんによる板書。右下の方,ILCのこともしっかり
びっくりするくらい,いろいろと話しています。”超対称性”なんていう言葉もでてきている。これまでサイエンスカフェで,こんな言葉を出したことはありません。意図したのでは無くて,話をしていたら,そうなったのです。(この他ににもいろいろ,書いては消して,書いては消して,これは最後の一枚です)
私にはとても楽しい2時間でした。来ていただいた皆さんはいかがだったでしょうか。やっぱり難しいという印象をもたれた方はいらっしゃったようです。(3次元の)空間が曲がっているとか,平らだとか,具体的にイメージできないようなことが,ぽんぽんでてくるのですから,それは仕方が無い。(おまえはちゃんと分かっているか,と聞かれたら,う~ん,だし)。でも,とにかくおもしろそうだと感じていただけたら,とてもうれしく思います。(ツイッターでメッセージをいただました。感謝)。次回がいつかわからないけど,また。今度は第2回サイエンスパブかな。お酒が入るとちょっと,危険?かな。いろいろと,想像が膨らむ,次につながるひとときでした。

ここまで書いて,寺本さんに先を越されたことに気づいた。あちらの方が面白い。。
直接関係ないけど,西条の酒蔵地区にある陣屋あと


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